中国の河南省鄭州で、大学生を中心に数万人規模の若者が夜間に自転車で50キロ先の開封まで移動する「ナイトサイクリング」が11月に流行しました。
これは6月に女子大学生4人がSNSで湯包を食べに行くサイクリングの様子を投稿したことがきっかけで、広まりました。ピーク時には20万人が道路を埋め尽くし、交通渋滞を引き起こし、政府が規制に動きました。
政府は、1989年の天安門事件のように若者の集団化が政情不安を引き起こす懸念から、この流行を警戒しています。
参加者の多くは純粋に楽しんでいましたが、一部には「自由」などの政治的スローガンも掲げられ、さらに注目されています。