成長痛 (カーネル笠井)
Jun
26
私はこの成長痛を中学生のころに経験しました。中学生の間に身長が25cmも伸びたので当たり前なのかも知れませんが、当時はこんな言葉はなく、成長痛という現象もそれ自体があまり認識されていなかったため、原因不明の痛みにただ一人理由も無く苦しんでいました。この痛みは1年以上も続いたと思います。ただ、関節は痛いけれども歩けないほどでもなく、太ももの筋肉が痛いけれども眠れないほどでもないことからあまり大事には考えることもなく、「そのうち何とかなるだろう。」ぐらいの気持ちで気軽に考えていました。そしていつの間にかこの痛みのことは忘れてしまっていたのです。
この言葉がよく使われるようになったのは、甲子園を沸かせた現北海道日本ハム・ファイターズのダルビッシュ投手が高校生のころに“成長痛”で悩んでいるという報道がされてからだと思います。高校生になってからも成長していたのですから、あの長身になったのでしょうね。あの長身から投げ下ろすキレのあるボールの威力は、現在の日本のプロ野球界ではNo.1なのではないでしょうか。今後の更なる活躍が楽しみです。
私はその後も病気でいろいろな痛みを経験してきましたが、その痛みが消えるとそのことはほとんど忘れてしまっています。どうやら、病気の痛みに関しては精神的な抵抗力があるようです。
カーネル笠井
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