寒くなり乾燥してくると毎年インフルエンザのニュースが飛び交います。今年も徐々にその勢力を広げているようです。特に受験生を持つご家庭にとっては受験生本人だけでなく、ご家族あるいは同級生に至るまで、過敏になりがちです。
現在、五類感染症として法律で定められている中にインフルエンザもあります。一類感染症がエボラ出血熱、ペスト、SARSなど 、二類感染症はコレラ、細菌性赤痢、腸チフスなど、三類感染症は腸管出血性大腸菌感染症、四類感染症が黄熱、梅毒、後天性免疫不全症候群などで、五類感染症にインフルエンザが含まれています。
一般の風邪とインフルエンザの違いは高熱、関節の痛み、合併症などがあげられます。特に幼児や高齢者には危険です。早期治療が求められています。
さて、最後に予防法ですが、予防接種は実際に効果を発揮するまで約2週間程度かかるそうですから、早めの接種がよいようです。また、うがい・手洗い・顔洗いは空気感染が最も多いので欠かせません。また、湿気とマスクの着用、人ごみにはなるべく行かないことです。
現在、山梨県と兵庫県にインフルエンザ注意報が発令されています。地域内でインフルエンザが流行し始めたり、次のような症状が見られたら早めに専門家に診てもらいましょう。前触れとしての鼻水や咳、くしゃみなどが続くことなく、急な高熱、あるいは38℃以上の発熱や悪寒、関節・筋肉の痛み、倦怠感や疲労感、さらには頭痛で寝込む、咳や鼻汁、くしゃみ、喉の炎症にはくれぐれも注意しましょう。また、抵抗力をつけるための栄養と休養も欠かせません。かからぬ工夫も大切ですが、もしかかったら早めのお手当てでしっかりと退治しましょう。
ラッコ横山
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