見送ることしかできない親 (ラッコ横山)
Jan
21
途中何度も休み休みの移動でしたが、わが子ながらよく頑張って行くもんだなと思いました。果たして自分だったらこのように無理をしても受験に臨むだろうかなどとあれこれ思いながら、何もしてやれない歯がゆさを感じたものでした。会場に着くとさすがに大学受験ともなると親も子も落ち着いたもので、三々五々親に別れを告げて受験会場へゆっくりと向かう受験生、と同時に帰路に着く親、そのまま子どもの帰りをじっと待つ親、まさに静寂の受験風景でした。大学受験は1教科90分や120分という試験時間もあったり、辞書の持ち込み可能な学校もありで、他の受験とはまた異なる長丁場の試験です。たとえ体調が悪くても試験会場へ入るわが子には、背中からエールを送ることぐらいしかできません。そしてそこから先は子ども達だけの真剣勝負の世界なんだと痛感した受験でした。
この2週間、しっかりと背中を押してあげましょう。
(ラッコ横山)
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