『塩の街』有川浩・著 メディアワークス
★内容紹介★
塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。
その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。男の名は秋庭、少女の名は真奈。
静かに暮らす二人の前を、さまざまな人々が行き過ぎる。
あるときは穏やかに、あるときは烈しく、あるときは浅ましく。
それを見送りながら、二人の中で何かが変わり始めていた……。
第10回電撃大賞<大賞>受賞作にて有川浩のデビュー作でもある『塩の街』が、本編大幅改稿、番外編短編四篇を加えた大ボリュームでハードカバー単行本として刊行される。
中学生のお孫さんがいるブックヘルパーさんが「結構おもしろかった!!」と勧めてくださったので、読んでみました。
読み始めは・・・暗く痛くて、眉間に皺を寄せながら読みました。
彼女(ブックヘルパーさん)の年で、これが読めるとは・・・凄いなぁ!!と感じました。
読み進めていくうちに青春時代に読んだ新井素子さんの『星へ行く船』シリーズの筆致に似ていると感じ、スピードに乗りました。
電撃大賞作品だと分かり、わたしの性に合わないのを納得しました。
今どきの文章ですもの(笑)
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