時に人の印象をも左右する“香り”という魔法。清楚やキュート、ダンディー、エキゾチックなど、身にまとう香りによってイメージを自由自在に演出できるアイテムだ。 最近では、人気アニメのキャラクターをイメージしたオリジナル調合のフレグランスも続々と登場しているので、注目の“作品”を以下にご紹介しよう。 ●『黒子のバスケ』の香水(各3675円) ラインナップは主人公・黒子テツヤバージョンのほか、人気キャラクターであるVer.火神、Ver.黄瀬、Ver.緑間、Ver.青峰の5種類。黒子テツヤをイメージした香りは、フレッシュグリーンなマンゴーとロータスフラワーの軽やかさが特徴。極端に影の薄い彼が、いつの間にか皆の感覚に染みついて離れない様を表現した香りなのだとか。 ●『進撃の巨人』の香水(各5775円) キャラクターグッズの製造ブランド「コウブツヤ」から、主人公・エレンとミカサ、リヴァイ兵長の3人のフレグランスが登場。キャラの個性を、時間とともに変化する“香り立ち”で表現している。リヴァイの香りは、清潔感ある石鹸のトップノートからローズやロータスなどのフローラルなミドルノートへと続き、最後はセダーウッドとムスクの落ち着いた余韻を残す構成。華々しい戦歴を持つ一方で、極度の潔癖症でもある彼のイメージを表現しているという。 ●『新テニスの王子様』の香水(各3990円) 女子のハートをわしづかみにしている、許斐剛原作のアニメ『新テニスの王子様』。クールな主人公・越前リョーマをイメージしたアクアマリン系の香りをはじめ、リョーマのライバルたち(跡部景吾はフローラル・オリエンタル系、幸村精市はロータス系、白石蔵ノ介はスイートセクシー系の香り)のイメージに合わせた4種の香水が2014年1月中旬に発売予定。 このほか今夏には、『魔法の天使 クリィミーマミ』の香水が、放映30周年を記念してバンダイ公式ショッピングサイトにて発売された(既に予約受付は終了)。こうした動きは、新たなキャラクタービジネスとして、今後ますます広がっていきそうだ。大好きなキャラの香りを身にまとえば、あなたもヒーロー・ヒロイン気分になれちゃうかも!?