日本から比較的近い距離にあるフィリピンですが、フィリピン国旗には、他の国ではあまり見られないユニークな特徴があります。 それはなんと、国の状況により国旗のデザインが変化するというもの。 こちらが国際的によく知られる、通常時のフィリピン国旗。 4色で出来ており、白は平等と友愛を、青は平和、真実と正義を、赤は勇気と愛国心を象徴し、黄色い太陽は自由を意味しているのだそうです。 ところがもし国が戦争状態になると、国旗が このように赤い部分が上になるのです。 戦争の時には天地を逆にして「勇気」「愛国心」を表す赤を強調するという、他の国旗にはなかなか見られない特徴を持っているそうです。 フィリピンの国旗 - Wikipedia このフィリピン国旗の秘密に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。 ●フィリピン出身だけど、道場の国旗が逆バージョンになっていたときは、とても混乱した。最初は師匠が戦いを意味しているのかと思ったら、単に間違っていた。 ●↑あるいは「わっ、今日は戦争だ、家に帰らなきゃ」だな。 ●スウェーデンでもあるよ。普段のはこれ 戦争中は ただ、幸運にも200年ほど使っていない。 スウェーデンの国旗 - Wikipedia ●イギリスでは国旗を逆さまにすると災難を表すよ。 ●アメリカの国旗も逆さまにするとそうだね。戦争は意味しない、なぜなら常に戦争中だからな。 ●どこの国の国旗も逆さまに掲げられると災難の象徴だよ。 ●アメリカが平和なときの国旗ってのを知りたいな。 ●こういうの? 日章旗(日の丸)は上下対称なので逆さにしても効果はないですが(左右は2:3)、なるほど他の国旗の場合は、なんらかの意味を持たすことができるのですね。 TIL The Filipino flag is flown with the red stripe up in times of war and blue stripe up in times of peace.