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それぞれの終わりには、
必ず新しい始まりがある
暑さ寒さも彼岸まで・・・言い得て妙です。
本日は、太陽が真東から上がって、真西に沈み、昼と夜の長さが同じになる秋分の日=彼岸の中日です。
夏の暑さが消え去って、秋の涼やかさが漂っています。
仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸(西)といい、現の世界を此岸(東)といいます。
太陽が真東から昇って真西に沈む秋分(春分)は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになりました。
迷い、悩み、煩悩に惑わされている人間が、悟りの世界と通じる時期なので、暑さ寒さやそれに
伴う様々な辛さも、彼岸の頃には和らいで楽になると考え、励まされていたのでしょう。
自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さも彼岸までという言葉の深さが身に沁みるのです。
彼岸の由来を読みながら・・・しみじみとした感慨に耽る朝です。
秋分の中庭には、麦藁トンボが飛来しています。
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Posted at 2011-10-03 07:05
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