『夏を取り戻す』
May
18
前回読んだこの作者の作品が面白かったので、
図書館で3冊借りました。
3冊のうち、面白かったのがこの本です。
382ページの分厚い本で、活字もぎっしり。読み応えがありました。
◇内容◇
これは、もうすぐ二十一世紀がやってくる、というころに起きた、愛すべき子供たちの闘いの物語。
不可能状況下で煙のように消え去ってみせる子供たちと、そのトリックの解明に挑む大人の知恵比べ。
単なる家出か悪ふざけと思われた子供たちの連続失踪事件は、やがて意外な展開を辿り始める。
地域全体を巻き込んだ大騒ぎの末に、雑誌編集者の猿渡の前に現れた真実とは?
ミステリ・フロンティア百冊到達記念特別書き下ろし作品。
他の2冊『病弱探偵』『さよなら僕らのスツールハウス』