マインドフルネス瞑想&ヨガのワークショップ
Nov
12
Mが馬場に手伝いに行くことになり、ちょうど同じ方面だったので彼女を下してから(Hは夫に託し)ワークショップへ。と、車から降りると「あれ?まち子さん?」振り返ると、なんと幼稚園でいつも会っているママ友&旦那様 世間は狭いものです。
彼女も、「私たちもずっと参加したいと思っていたのだけど、中々来れなくてね~」と言う。ハースのり子さんがやってらっしゃるこのクラスは、UC San Diego Health Systemのマインドフルネスセンターで行われていて、普段は英語のみなのですが、3カ月に一回日本語で行ってくださいます。のり子さんは、このセンターのマネージングもされています。
簡単に言うと、瞑想を取り入れた、アメリカ人によって開発されたストレス低減法ということになるのですが、「マインドフルネス」とは、今行っている動作や気持ちに集中するエクササイズを通して、結果的に自分の感情を受け入れることを表し、次のステップである「セルフ・コンパッション」では、困難な感情や傷ついている自分自身をいたわり理解してあげることだそうです。詳しく知りたい方はこちらを読んでくださいね。
このプラクティスを行うと、不安や抑うつを軽減したり、薬物中毒の克服などに役立つだけでなく、日々感じている体の痛みやストレスにもより上手に対応できるようなるそうです。
まずは、立っている姿勢から始まりました。両手を体の横から上げて下す、という動作もなるべくゆっくり、ゆっくりと。すると、手の重さがずっしり感じられます。一つ一つの動きをする際に、のり子さんが「今、どういう気持ちですか?どこかに痛みを感じますか?」と聞きます。体の声に耳を傾けるんですね。
その後、横になり30分ほどのヨガが終わった後、皆で感想を言い合いました。私は、かなりリラックス状態。次は、瞑想に入ります。瞑想というと、日本の座禅を想像していたのですが、マインドフルネスの瞑想では、自分が居心地の良い姿勢で行って良く、体を動かしてもオッケー。顔や首、腕、お腹などに手を当てながら、その時その時の感情を意識します。色々な思考も浮かんできますが、浮かんだら、手放す。痛みがある部分にも気付く。私は最近、首の後ろが痛いので、そこに手を当てるとじんわり、温かくなるのがわかりました。なんか、いたわってあげてる感じ
瞑想が終わって、また皆で感想をシェア。のり子さんのお話を聞いて、私が印象に残ったのが、痛みに対する考え方。「私たちは、痛み(体のでも、感情でも)があると、嫌だなあとネガティブに捉えてしまいがち。マインドフルネスでは、痛みを自覚して、認めてあげる。」つまり、「痛い痛い、どうして痛いんだろう。何が原因なんだろう」と考えてしまうところを、「うん、痛いよね。今日の痛みはこんな感じなんだ。」と言うように、理解を示してあげるというか。痛みを忌み嫌う代わりに、受け入れてあげる。子供が転んで泣いた時、お母さんに「いたいのいたいの、飛んでいけ~」って言われると、ニコっと笑顔になるのと似てるのかな
1時間半、とっても充実した時間を過ごした後は、大急ぎでMをピックアップ、更に50分南に車を走らせてNのサッカーの試合に行って夫とバトンタッチ、とすぐに忙しい日常に戻ったのだけど、その晩はいつもよりぐっすり眠れた気がします
のり子さん曰く、瞑想は一日10分でも良いそうです。そして、座るのが難しかったら、朝コーヒーを飲みながらでも良い。コーヒーマグの温かさ、コーヒーの匂いなどを感じ(五感を使って)、飲んで体に入っていく様子、その時の自分の気持ちに気付き、意識する。そんなことでも良いそうです。つまり、「今」に集中するエクササイズ。
少しずつ、日々の生活に取り入れたいと思いました。
ワークショップについて詳しく知りたい方は、ハースのり子さんまで連絡してみてくださいね↓
nmorita@ucsd.edu
来年1月には、マインドフルネス&セルフ•コンパッションのワークショップが行われるそうです。ご興味のある方はぜひ。私もぜひ参加したいと思っています!
https://mindfulheartcenter.wordpress.com/2016/11/15/mindfulness-sc-workshop/