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波猫まち子の日記

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アメリカで初めてフルタイムの仕事をゲット!

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感謝祭の時期に咲くThanks... 感謝祭の時期に咲くThanksgiving Cactusという種類のサボテン。なかなか見栄えがあります。
別居後、やりたいことを見つけるために受講した自己理解プログラムでは、「夫婦関係で悩んでいる人の苦しみに寄り添いたい」という思いが明確になるとともに、それを達成するための目的手段として、オンライン大学で心理学の学士号を取る、フルタイムの仕事に就く、という目標を掲げました。大学での勉強は順調に進んでおり(途中、山場はありましたが💦)来年の8月には卒業予定です。学生に戻ったおかげでStudent Workerとしてカウンティの民事訴訟を扱う部署で働くという願ってもいない経験を今年の1月からしていましたが、経済的事情に後押しされ、12月から遂に別の職種でフルタイムの仕事に就くことができました。
 
DVを扱う福祉関係の仕事にも応募しましたが返事はゼロで、学校で働く仕事なら自分にできることがあるかもしれない、と応募したみたのがPIF(Paraeducator Independent Facilitator)というポジションでした。アメリカの公立学校では障害のある子どもも(重度にもよりますが)一般生徒と一緒に学ぶというのが基本的な考え方で、特別支援教室をベースにしつつ、一般教室に参加することもあります。その時にサポートするのがPIFの役目なのです。私は10月から2か月、PIFの代理として10か所近くの小中学校に出向き、この仕事について学んでいくうちに、自分にすごく合っていると感じました。自己理解プログラムで問われた「これまでの人生でもっとも充実した経験とは」への私の答えは「子育て」だったのだけど、自分が他の子供たちに対してもこんなに自然と愛情深く接することができるとは知りませんでした。
 
偶然にもフルタイムで採用されたのは一番最初に出向いた中学校。そこは中程度の重度の子供たちが9人ほどいる特別支援教室で、先生や他のPIFの方々はとっても良い人たちばかりだし、教室に流れている音楽や空気もなんとも穏やかでこんな場所で働けたらどんなに幸せだろうと思っただったたけに、オファーをいただいた時は本当に嬉しかったです(教室内にKeurigのコーヒーマシンがあるのも惹かれた大きな一因!)ただ、学校で働くことの一番のダウンサイドは1年に10か月しか働けないこと(春・夏・冬休みがあるので)。カウンティの仕事は冬休みの間だけでも良いということだったので、冬休み明けまで続けてから辞めることにしました。
 
ここまで書くとずいぶん頑張っているように聞こえるけど、現実問題、学校でのお給料だけでは子供3人養っていくことはかなり厳しい。でも、私がこれが第一歩だと思っています。学校で働くことによって、他のポジションへの機会が広がる可能性もある。特別支援教室の先生や、スクールカウンセラーという道もある(アメリカでスクールカウンセラーになるには大学院まで行く必要があるが…)。何より、この仕事を通して得たもので一番大きかったのは、自分が子供の教育をサポートすることにこんな深い情熱を持っていたということ。仕事が楽しいと思えるなんて、幸せなことです。
 
 
「八木仁平の自己理解チャンネル」
                
 
 
 
 
#アラフィフ就職活動 #心理学 #自分の心に耳を傾ける #自己理解プログラム

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悲しみを克服するには

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我が家の庭の木。2年前に住み始めた時よりだいぶ成長しました!緑が眩しい。
夫と別れてからちょうど2年が経とうとしています。精神衛生上はこの上なく良いけど、なんせ金銭的に苦しい💦これには色々な事情があるのだけど、、、
 
たびたび、本当にお金のことで不安でいっぱいになる時がやってきます(それはつまり、来月の家賃が払えるのか?という不安です)。数日前、いよいよもう本当にこれは大変な状態にあるのかもしれないと、これまで以上に不安が襲ってきました。具体的にどういう状況だったかと言うと、自分の部屋の机の上で、来月の家賃どころかこの先暮らしていけるんだろうかという不安でお先真っ暗な気持ちになっていました。でも、家の中にはハーパーとメレンがいつも通り過ごしています。夕ご飯を作らなくてはと台所に立ち、この不安な気持ちを少しでも増しにするためにYouTubeでバッハの「G線上のアリア」を流しました。別にクラシック愛好家とかではないのだけど、この曲とグリーグの「朝の気分」は、小学校の登下校中に流れていた曲で、しばらく前にそのことを思い出して聴いてみたらすごく懐かしくて心が癒されたのです。
 
「G線上のアリア」を聴いていたら、気持ちが落ち着いてきて、そして目に涙が溢れてきました。その後、これまた子供の頃ピアノを習っていた時に大好きだったパッヘルベルの「カノン」を聴き、最後にSpotifyで「The most beautiful piano pieces of all time」というリストを流したら一番最初の曲がまた素敵で大泣きしました。
 
泣きながら、泣くことを許している自分に気づきました。段々と優しい気持ちに包まれ、心が癒されていくのを感じました。自分を可哀想とは決して思わないけど、結婚生活に失敗したこと、これまで自立した人生を歩んでこなかったことへの悲しさ、悔しさはある。それは誰かのせいと言えばそうだし、自分のせいと言えば自分のせい。何でこうなってしまったんだと思うから悲しくなる。どこかで、こんな状況になったことを誰かのせいにしたい。もっとサポートしてくれるはずだった元夫のせい?(一応ある程度はサポートしてくれています)若い時から「仕事」をすることへの意識が薄かった自分のせい?私は子供の頃からお勉強は良くできる子でした。でもなぜか、「自分のお金で生計を立てる」という観念があまりなかった(苦笑)。「温かい家庭を築きたい」そういうふわっとした願望しかなかった気がします。
 
でも、十分泣いたら元気が出てきて、無事ご飯を作り終えることができました。ちなみにその晩はメレンがリクエストしたハンバーガーサラダという、ハンバーガー用のひき肉を普通に痛めて、刻んだレタスとトマトを合わせ、自家製In-N-Outソースで絡めるとハンバーガーを食べてるのと同じ味になるという料理(笑)。
 
元気になったら改めて気づいたことあります。それは、これまでにお金の不安が最高潮になる度に、仕事を見つける原動力になってきたということ。これは事実。今年の1月に市役所での仕事を見つけた時もそう。そして、最近見つけた新しい仕事を探し始めた時もそうでした。いよいよパートタイムだけでは生活が厳しくなってきたため、2か月前からフルタイムの仕事を探していた中、公立の小・中学校の教室でサポートが必要な生徒を助けるパラエヂュケーターという仕事を知りました。私の住んでいるサンディエゴ学区ではPIF (Paraeducator Independent Facilitator) と呼ばれていて、障害のある子どもを対象に障害の程度によって特別学級クラスや、普通学級でサポートするのが主な仕事です。私にもできるかもしれないと軽い気持ちで応募したところ、代理(Substitute)ではすぐに雇ってもらえて、9月末から週に4日(オフィスの仕事も週一日継続している)働いています。これが意外や意外、私にぴったりの仕事だったのです。子供が好き、人とコミュニケーションをとるのが好き、人を助けるのが好き、変化に富んでいる、屋外に出る(一日中オフィスにいるという環境が苦手)、そして朝早く始まって、午後3時には帰れる!(これすごく大事)。すでに10か所以上の小・中学校に出向き、様々PIFの仕事を学びながら、先生方や他のPIFの方たちと人間関係を築くのはとても楽しく、いずれはフルタイムのポジションをゲットできればと思っています。
 
週一で受けているカウンセラーに言われたのは、「blame(誰かのせいにすること)もgrief(悲しみ)の一部」ということ。人生に起こるあらゆる理不尽な出来事に対処するためには、そういう心の作業が必要だということですね。
 
 
〈心がしんどい時にお勧め!〉💛
 
バッハ「G線上のアリア」https://www.youtube.com/watch?v=thQWqRDZj7E
グリーグ「ペール・ギュント」から「朝の気分」https://www.youtube.com/watch?v=PKy-wvmhBxQ
パッヘルベル「カノン」https://www.youtube.com/watch?v=Pppexz-KKig
 
 
#アラフィフ就職活動 #健やかに生きる #心理学 #自分の心に耳を傾ける #自己受容

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新しい仕事が一つ決まりました!

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市役所の目の前にある銅像。サン... 市役所の目の前にある銅像。サンディエゴ・ベイに面しています。
サンクスギビング、クリスマス、新年と無事ホリデーシーズンが終わったものの、今年は珍しく名残惜しくてまだクリスマスツリーを飾っています。
 
さて私事ですが、なんと仕事が一つ見つかりました!といってもインターンですが、お給料もいただけるし、サンディエゴ市役所のCounty Council(民事訴訟を扱う弁護士事務所みたいな部署)での従業員になるので、こんな貴重な経験はありません。最初に面接のお話をいただいた時は、パラリーガルの元で働く事務仕事とは言え、法律のことなんて何も知らないしムリムリ、と思ったのだけれど、いや待て、私には仕事が必要、選り好みしている場合ではない、それに自分が不適格だったら受かるはずないし、、、ととりあえず面接だけ受けてみることにしたました。そしたらまさか採用されてしまい、嬉しいと同時に一気に不安になりました。「私にできるかな~迷惑をかけることになったらどうしよう」と。でも、23年ぶりのオフィス勤務というのはワクワクするし、自分のやりたいことを仕事にしたいと決意して大学に戻ったからこそ得られたチャンスです。当然法律関係に進むわけじゃないけど、きっと自分にとって価値のある経験になるはずだし、やれるだけ一生懸命やって、ダメだったら辞めればいいだけの話だ、と自分に言い聞かせました。
 
1月2日が初出勤。市役所のあるダウンタウンまで、うちから10分なので通勤はとても便利です。ヒールのある靴を履いてビジネス風の格好をするのも本当に久しぶり(実は前日、ハーパーにやり方を教えてもらって髪も巻いたの)。ドキドキしながら市役所のセキュリティを通過して3階に上がると、長い廊下の突き当りに木でできた重厚な両開きの扉が見え、左側に「Entrance」、右側に「Exit」と書いてあります(つまり一方通行)。9時5分前にその重い扉を押すと、意外にも小さな待合室になっていて、ガラス越しに受付の女性が笑顔で迎えてくれました。Zoomで面接をしたVが私のスーパバイザーで、チーム全員に私のことを、「彼女はとってもやる気があるから、きっと頼もしい助手になってくれるはず!」と紹介してくれ、経験のない私の存在を有難がってくれているんだ、と嬉しく思いました。職場は明るい雰囲気だけれども、やはり法律を扱っているだけに、無駄口を叩けない緊張感が(私が変に緊張してるだけかもしれないけれど)。でも、月金はリモートで働く人が多くてガラガラで、多くの人は火~木に出勤しているようです。
 
一体どんな仕事が与えらるのかな、、、とドキドキしていたら、初日はオンライン上のトレーニングが準備できていなく、「デポジション(証言録取)のサマリーの仕事があるけど、いきなりだと大変かしら?書類をシュレッダーにかける作業もあるけれど、どっちが良い?」と聞かれ、いきなり難しい仕事(最初はデポジションが何かも知らなかったし)をしてヘマするのは申し訳ないと思い、シュレッダーを選んだ私(苦笑)。しかし、これが想像以上の肉体労働(?)で。まず、書類の量が半端ない。私が実際に行うのはシュレッダーにかける前の作業で、様々なタイプのフォルダーを解体し、ホッチキスを外して、紙をシュレッダー専用のごみ箱に捨てること。このホッチキスを外す作業がネックとなったのです。初日なので緊張していたせいか、私は何も考えずに手で外していたんですね(バカですね)。ホッチキスの先に外す部分があるのは知ってたのですが、その普通のホッチキスが見当たらなかったんです。勤務時間5時間のうち(私のスケジュールは木曜以外の平日の9時から2時まで)、3時間この作業を続けていたら爪がボロボロになってしまいました。さすがに次の日、ホッチキスの芯を外す道具があるか聞いたら、専用の器具があったので作業はだいぶ楽になったのだけれど、一日2時間は費やしていたら4日目には右腕が腱鞘炎になってしまいました💦この作業の他にオンライントレーニングをしたり、先に書いたデポジションのサマリーを書いたりという仕事もあるので、しばらくはそちらの方はお休みすることにしました(笑)。
 
一般的な勤務時間は朝9時から午後5時なので、5時間しか働かない(しかも週4日)私は贅沢を言っていられないのだけれど、逆に5時間勤務だと休憩時間が15分しかないのです💦休憩はベイに面した気持ちの良いラウンジで取れるものの、なんせ時間がないので、持ってきた小さめのお弁当を急いでかっ食らっています(笑)。
 
これまで、いくつかの仕事を経験してきましたが、どこかで「本当はやりたくない」という気持ちがあったことは確かです。今回の仕事も自分の専攻である心理学と直接は関係ないけれども、訴訟の裏側にあるのは常に生身の人間です。デポジションのサマリー(実際にやり方を教えてもらったら、時間はかかるけれどそれほど複雑な作業ではなかった)をしていて、特に人が亡くなるケースなどは、いろいろと考えさせられます。実は、このサマリーをしながら自分が採用された理由の一つがわかったのです。翻訳コーディネーターを経験してきたことです。機密書類を扱った経験はもちろん、忘れていたけど実はデポの翻訳もしたこともあるので、そういったことが採用のきっかけになったのではと思うと、これまでの経験も無駄ではなかったんだなあと有難く思いました。
 
仕事が始まった一週間後には大学の新学期も始まりました(オンラインですが)。家事もあるし、私大丈夫なのかな~?と不安だったけれど、クリスマスに親戚から現金をもらって物を買う喜びを覚えたハーパーが、お小遣いかせぎのために平日は洗い物を担当してくれたり、来月にはメレンが運転免許証が取れるので、その分送迎も減るし、何かと助けてくれるかなと思うので、やっていけるかな!?と思っています(ニールも、もちろん頼りになっています)。
#アラフィフ就職活動 #子育て

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また一つ、自分を許しました

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私が誇れる仕事といえば、子育て... 私が誇れる仕事といえば、子育て。
去年の10月に別居してから、もうすぐ1年が経とうとしています。あっという間、という気もするし、ここまで心が整うまでこれだけの時間が必要だったんだなーとも思います。

別居してからの行動を振り返ると、

①   仕事を見つけなくては!と焦って不動産の資格を取ろうとオンライン教材を買う→まったく興味がわかず、挫折。

②   自分が本当にやりたいことを見つけよう!と3か月のオンラインコーチング付き『自己理解プログラム』を受講する→やりたいことが見つかった!

③   …ものの、未経験の分野のため、(ずっと夢でもあった)4年制大学の卒業資格を取得するため、心理学でオンライン大学の3年生に編入する。

④   勉強の時間を確保するため、最低賃金で5年間務めたパートタイムの仕事(翻訳会社)を辞める。

⑤   大学の勉強にも慣れてきたことと、金銭的な不安からフルタイムの仕事を見つけようと考えている→今ここ。

 「仕事を探さなくては」とずっと思ってはきたものの、心のどこかで就職することに不安を抱き、避けてきたと思います。1年経って、本格的に就職活動をしようと決め、改めて自分が就職することから逃げてきたことを自覚したのです。

これは、もしかすると私の19年間の結婚生活で少なからず感じてきたことかもしれません。私は子育てが大好きだったので、特に働きたいと思ったことはありませんでした。自信を持って、Facebookのプロフィールに「主婦」と書けました。今でも、働きたいかと聞かれれば、本心は働きたくないかもしれない。それは、お金を稼いで働くことだけが働くことではないと思っているからとも言えます。とはいえ、心のどこかで、これまでいわゆる「キャリア」を持ったことがない自分に引け目を感じていたことは確かです。

48歳で別居することになり(今49歳)、フルタイムの仕事を探すとなった時、(職種を選ばなければ)実はそんなに難しくないのでは、とたかをくくっていました。でも、短大卒で(アメリカでの)経験がない、となると就ける仕事は限られているんですね。世間というものは、やはり学歴や経験値で人間を判断するものです。そこでどうするかというと、ボランティアやインターンなどで経験を積む方法があるんですね。(ちなみに私は、心理学でも福祉関連の仕事を探しています)ボランティアなんてしてる場合じゃない…って最初は思ったのだけれど、よく考えたら、自分が本当に働きたい分野でタダで経験を積ませてもらえるなんて、こんな有難い話はないんですよね。ボランティアでの経験がいずれフルタイムの仕事につながれば、そんな嬉しいことはないんです。

私の職探しはまだ始まったばかりです。でも、自分の立ち位置(短大卒、未経験)を自覚して、心細さや不安も肯定した上で、初心に帰って、こんな私がどこから職探しを始めたら良いのか、知人に紹介してもらった方やオンラインの求人サイトなどを頼りに、これから手探りで見つけていこうと思います。
#アラフィフ就職活動 #健やかに生きる #子育て #心理学 #自分の心に耳を傾ける #自分らしく #自己受容

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