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波猫まち子の日記

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サンクスギビングデーと次の日の朝

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昨日、無事(?)サンクスギビングが終了。こちらでは、サンクスギビングデーは国民の祝日。学校は一週間お休み、当日はスーパーも午後は閉店、大抵の人が家族や親戚、親しい友人同士などと集まるのが習わしです。我が家は、今年はどこからもお声がかからず、先週チラッとだけ遊びに来てくれた夫の両親も帰ってしまったので(多分、私に負担がかからないよう気を遣ってくれたのだと思います)今年はほんとうに家族だけ。家族のためだけに、ターキーを焼くのは久しぶりです。

朝10時半に9キロのターキー(大きいのしかスーパーには売っていなかった)をオーブンに入れたら後はあまりすることがない。いつもは友だちと遊んでいる子供たちも、今日ばかりは遊び相手がいなくて家でゴロゴロしている。夫は(当然?)ゴルフ。よし、ちょっといつもはしない長距離ウォーキングでもするか!と、あまり乗り気でない子供たちを誘って、歩いて3~40分ほどのところにあるNのサッカーフィールドまで行くことに。Nにブルース(犬)を連れて歩かせ、私はHをストローラーに乗せて。ちょっと歩いただけで、もうMが文句を言い始めた。この人、いつもはやたら元気で体力あるくせに、単純なウォーキングは苦手なよう 「疲れた~足が痛い~」とウルサイ。一方、普段は縦のものを横にもしないナマケ者Nは、黙々と結構楽しんで歩いている。

途中でお決まりの兄妹げんかもしつつ(Nが後ろから我々の靴を踏んだりするから)、無事サッカーフィールドに到着。ぶーぶー文句を言っていたMは早速、フィールドの人工芝の上をスプリント(全力疾走)。(疲れてたんじゃないの?)ブルースも走らせ、しばし寛いだ後、家路につくことに。ここで一つ問題が。普段、長距離なんて歩かないから、水筒を持ってこなかったのです。水がないと死にそうな子供たち(特にM)。気が付くと、Nがいません。しかも、ストローラーもない。「一人で先に帰りやがったか!?」と一瞬頭に血が上ったが、そうではなく、水がある場所を探しに行ってたとのこと。ちょうど隣が中学校で、そこに水飲み場があると言うのです。でも、休日だから学校は閉まっているはず・・・。「ついてきて」というNの後を半信半疑に歩いていくと、校庭側のフェンスが一カ所だけ開いている。あった!砂漠のオアシス(大げさ?)!「N、ありがとう~~」とMも涙声。無人島に行くことがあったら、迷わず君を連れて行こう ここで無事水分補給、一気に気分も上がり、帰りはNが近道(秘密らしいけど)を教えてくれ、行きよりも早く帰ることができました。

帰り道、なぜがグループハグ
                       
思いがけず、楽しいサンクスギビング・ウォークとなりました

ドアを開けたMが「ターキーの良い匂いがする~」。ゲームをしようとするNを引き止め、今日は兄妹で遊びなさ~い、と言ったらHと絵を描き始めてくれました。Mはキッチンで私と一緒に、マッシュドポテト、サラダ、いんげんのガーリックソテーなど作るのを手伝ってくれました。

そして、無事サンクスギビング・ディナーが完成!



今日のお約束は、「喧嘩しないこと」。途中、夫と険悪になりそうになるも、ターキーを食べた眠気で抑えられたのか(ターキーに入っているトリプトファンは眠気を誘います)大事には至らず  食後は、子供たちと映画『Minions』を初めて観たら、想像以上に面白かった

そこそこのサンクスギビングだったな~と思って起きた翌朝、珍しく夫が自分で朝食を作ってくれました。子供たちも自分で用意(Mは卵焼き、Nはシリアル)しれくれたので、私は野菜&果物入りスムージーとコーヒーを淹れるだけでとってもラク。最近購入したアイランドのストゥール(バー椅子)にみんなが座って和やかに朝食を食べてる様子を見て、なんだかとっても嬉しかったな

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