来月12歳になる息子を反抗期と定義して良いのかちょっとわからないけれど(いつも不機嫌なわけじゃないし、一日に最低一回は「I love you」って言ってくれるし)、思春期であることには違いない。
一昨日の朝、登校する前に成績をオンラインでチェックさせたら、歴史のクラスの練習問題らしきものにCとDが 先週も、算数の宿題を2日連続で出し忘れていたのでさすがに少しきつく怒ったら、「俺はそれどころじゃないんだ、色々忙しいんだ!」みたいなことを言って逆ギレ。こっちも黙っているわけにはいかず、もう出なくてちゃいけない時間なのに一悶着。一昨日は友だちのお母さんがカープール(乗り合い)してくれる日だったので、その後しばらくテキストで会話。
まず、(I hate you)ときた。
(どうぞご自由に。こっちは親だから嫌われても大事なことは伝えなくちゃいけないの。もっと学校の勉強に気を向けなさい)
(I'll still hate you)とまたきた。
(嫌われたって全然平気。嫌われるのも親の仕事だから。自由と幸福っていうのはね、ラクなことしてるだけじゃ得られないのよ。自分に与えられた責任を果たしてこそ、手に入るんだから(我ながら教訓じみたことを言うな)。
もう一回、(I still hate you)。そこで、
(前回宿題を2回出し忘れた時、今度CかDを取ったら携帯取り上げるって言ったよね。携帯はしばらく取り上げます)と告げた。
で、帰りに学校からピックアップした後、車の中で再び会話がヒートアップ。息子の態度は相変わらず反抗的。携帯を取り上げられることに腹を立てていて、全く反省の色ナシ。むしょーに腹が立ってきた私は、無理矢理買い物につき合わせ(普段だったら家に置いておくのに)、家に帰ってからも、「何なのその態度は!!」と怒り続ける。
くどくど喋った割に、何を言ったかよく覚えていないけど(苦笑)、「どうして学校の勉強が大事だってわからないの?Aを取るのが大事なんじゃなくて(Aを取れっていつも言ってるけど)、頑張ろうっていう姿勢が大事なのよ!!Nには素晴らしい才能がいっぱいあるのに、その上にあぐらをかいていて全然努力しようとしない。」とか、「本当の幸せっていうのは、与えられた物で満足するのではなく、自分で頑張って手に入れるものなのよ。大変だからって簡単にあきらめないの。」とか言ったような(汗)。
その最中、Nが「人生最初からやり直したい」とか呟くではないか。もちろん、こんなことを言われて悲しかったし、動揺もしたけど、「何言ってるの!人生っていうのはね、今、この瞬間からやり直せるものなのよ!!過去は変えられない。でも未来は、今この瞬間から、変えることができるんだから!」と力説した私。
こっちも何だかわからないけど、感極まってきちゃって、リビングでテレビを観ているHを指さしながら、「NがまだHと同じ4歳の時のこと、昨日のように覚えてるよ・・・。Hと同じ、ピュアで可愛かった。今だってまだその時のまんま、素晴らしいんだから!!」と言いながら目が潤んでしまった。
ようやくNの態度も丸くなってきたところで、一緒に歴史の練習問題をやった。教科書の中から答えを探すだけなのだが、ちゃんと読まないせいか、興味が薄いせいか(私も歴史はダメでした )苦手なようだ。これからは必ず提出する前にチェックすることにした。
わが身を振り返れば、やはりNくらいの年から勉強が難しくなり始めた気がする。塾には行かず、家で進研ゼミを取っていたのだが、内容がわからず一人紋々とし、時々フラストレーションが溜まって教材を八つ裂きにしてたっけな・・・
こっちの子も、数学だけは塾のような場所に通っている子は多い。Nも難しいようなら、考えた方が良いのかもしれない。まだまだ、親のサポートが必要な年齢なんですね・・・。
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