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大学での学びの本質について、ワシントン大学大内教授を招いてウェビナーを開催しました。
自らの理想とする夢の実現のために、大学での教育がどのような役割を果たすのか、「大学に進学する意義や目的」や、大学での学びを生かすために、中高生の今からできる準備など「大学での学びの本質について」という題目で、大内二三夫教授にご講演いただきました。
大内教授は、ワシントン大学工学部物質材料学科教授と東北大学客員教授を兼任され、アカデミックオープンスペースを立ち上げ、ワシントン大学生と東北大学生との交流や両大学間の共同研究にも貢献されています。
大内教授のご専門であるワシントン大学Materials Sci. & Eng.や、ワシントン大学学部間の繋がりとシステムなど、有益な情報も提供してくださいました。
選択した学部に深く悩んでいるワシントン大学在学生の相談を多く受けたご経験から、学科選択後に後悔しない様に、自分の好きな事、興味を持っていること、得意な事を優先して選択することが望ましいなど、大学進学を目指す学生にとって、貴重なアドバイスを頂きました。
大学進学の意義と目的は、大学での学びを通して自分の人生に自信をつけることであり、そのために必要な「素早い行動力•コミュニケーション力・協調性・臆せず挑戦するバイタリティ、奉仕の精神」など、大学教育を通して身に付けたい資質についても、ご説明され、中高生だけでなく、その保護者や教育関係者にとっても、大変有意義な講演会となりました。
ウェビナー録画はこちら
西尾由香
経済・文化部会 理事
日本語スキット&スピーチコンテスト
今年の日本語スキット&スピーチコンテストはコロナウィルスのため集まってのイベントができないため、初めてのバーチャルでの開催ということになりました。各学生が自分のスピーチ又はクリップをビデオで撮影し提出する形で、5月24日の締め切りまでに集まったスピーチ9作品(レベル2-2名、レベル4-5名、Heritageレベルー2名)、クリップ13作品から、各審査員が各自審査基準に従い上位作品を選び、集計結果をもとに話し合いで全員合意のもと最終結果を決める形となりました。スピーチでは日本でのオリンピック開催にちなんだスピーチが多く、それぞれに鋭い意見や考え方を述べたものばかりで日本語能力だけでなく、学生さんたちの知識の豊富さにも驚かされました。クリップ部門では、「かけはし」プログラムで実際に東京と沖縄訪問を経験した学生さんによるものが多く、日本での良い思い出、日本や日本文化、日本で出会った人たちへのおもいが良く伝わるものがたくさんありました。
5月29日午前10時30分より、日本語スキット&スピーチコンテストの審査員5名によるZoomミーティングを行い、それぞれの審査結果を集計したものをもとに評価が問題ないかを確認する作業を行い、最終結果を決定いたしました。
どれもすばらしい作品ばかりで選考は非常に難しく、審査員の皆さんそれぞれに順位をつけることに苦労された様子でした。
6月4日午後4時より、JASSWと兵庫県オフィス共催によるバーチャルでのイベント(Virtual JIS Festival)が開催され、その中でそれぞれのビデオ上映と入賞者の発表がなされました。当日のイベントでは今年25周年を迎える日米協会やその取り組みについての紹介、Kahoot!を使った日本に関するゲームがあったり、Tacoma High School出身の歌手Umiさんが特別ゲストとして、2020年度の卒業生たちへのメッセージを贈ってくださったりと盛りだくさんの内容で、日本語を勉強する学生たちにとってはいつもと違う形のイベントだったとは言え、良い刺激を受けることのできる機会になったのではないかとおもいます。また審査員として、一生懸命に日本語を学ぶ学生さんの姿に触れられたことは、とても励みになるとともに、日米関係の今後の発展を担う若者たちに、アメリカに住む日本人として何ができるのかを考えさせられるとても良い機会となりました。
俵智江
交流部会理事
2019年12月19日に商工会常任委員会、教育部会、交流部会、経済文化部会の
今期の合同反省会を開催しました。
当日は30名超の商工会関係者が集まり、
1)1年間のボランティアに対する御礼
2)会長、各部会長からの2019年の活動報告、2020年の方針について説明
3)他部会のメンバーとのネットワーキング
を実施しました。
普段接点のない商工会理事ボランティアの方々と積極的に交流もでき大変有意義でした。
交流部会 部会長
山本尚樹
updated 01/17/2020
11月10日(日)にワシントン大学のケーン・ホールにて、ノーマン・ミネタ元運輸長官の半生を辿るドキュメンタリー番組「Norman Mineta and His Legacy: An American Story」の特別上映がされました。
幼少時代に一家でワイオミング州ハート・マウンテン収容所に強制収容された経験のあるミネタ氏は
ー ハワイ州以外の米国本土で初めてのアジア系アメリカ人市長としてサンノゼ市長
ー アジア系アメリカ人初めての米国下院議員(ハワイ州以外)民主党ビル・クリントンと共和党ジョージ・W・ブッシュ元大統領の政権下で閣僚歴任
ー 9/11の後ムスラム系の人々を排除する米国内の雰囲気に毅然として立ち向かい、自身の日系人収容所の経験から、人種差別に繋がる同じような過ちをアメリカが繰り返さないようにブッシュ大統領に誠意をもって諫言
― Civil Liberties Act(市民の自由法)の1998年成立についても政治家として日系アメリカ人活動家を支援等米国政府の重要なポジションを歴任されました。
ミネタ氏のドキュメンタリー番組後の若者へのアドバイスとして印象に残ったコメント「誠実さ(Integrity)がなによりも重要です。誠実に物事に取組むことで人からの信頼を得る事ができます」「皆さんの普段の仕事・生活の専門性をPublic Policyに活かす事ができます、是非とも地域の政府に興味を持って触れて頂ければと思います」
大変有意義なイベントでした。
これからも日系コミュニティとのコミュニケーションを増やして参ります。
山本尚樹
交流部会 部会長
日米協会・シアトル日本商工会主催「未来のお金:仮想通貨セミナー」
2019年10月2日に2年ぶりの日米協会とシアトル日本商工会共催のビジネスラウンドテーブルを開催しました。今年のテーマはCryptocurrency(仮想通貨)。
世の中を大きく変える技術(Disruptive Technology)スピーカーは業界トップの専門家・署名人(Well known industry expert/entrepreneur)という事で約50名の日米の社会人・学生が参加され、ブロックチェーンの基礎からそれを実際の起業・ビジネスに活用されている事例(e-sports、trust SNS等)をスピーカーが解説、沢山のハイレベルなQ&Aがなされました。加えて、ネットワーキングセッションではほぼ全員が関係構築をされ、スピーカーとのお話をするために列をなすほどでした。
参加者にとって有意義なテーマ・内容だったこと、スピーカーも参加者との交流ができたこと、日米協会との共催イベントを一緒に企画・実行に移せたことで大成功だったと思います。
今後も地域コミュニティとの交流・貢献につながる活動を継続して参ります。
山本尚樹
交流部会 部会長
米日カウンシルに属する日系アメリカ人リーダーとの交流
2000年から外務省が主催、米日カウンシルが企画・運営する訪日プログラムが今年3月に開催されました。今年も全米各地から選出された在米日系人リーダーが日本を訪れ日本の実業界、政府、学術界、非営利や文化セクターのリーダーと日米協力の現状と未来について話し合いました。
日本の政財界リーダーと会合としてきた在米日系人リーダーとシアトル日本商工会(春秋会)がネットワーキング朝食会をSalty’s Alki Beachで開催しました。
約30名のメンバーがお互いを知る機会となり大変有意義でした。今後も米日カウンシルとシアトル日本商工会の幹部が定期的に交流できるイベントを企画し、日米協力の具体例をつくっていきたいです。
お会いしたリーダーの皆様はこちら。
http://www.usjapancouncil.org/2019_jald
山本尚樹
交流部会 部会長
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