この日は、野々市明倫高等学校の2年生にファシリテーション講座。
会場は、アクティブラーニング教室で、ホワイトボードが山のようにあり、ディスプレイも3台で、どこからでも見れるように先生方がご準備くださっていました。
校長先生がITに強くて、ディスプレイ3つを繋げてくださってました。
いろんな学校で実施すると、企業と同じくで組織の風土、文化が表面化する。
今回も、オープニングで「私たちの話し合いの課題」が言語化され、可視化し、共有し、後から先生方と話すと「やっぱり…」「あぁー⤵︎」って気持ちだったらしい。
私は、自己認識がしっかり出来てるなー!って印象。これを解消するために、今日はチャレンジするのだから。
先生方曰く「最初は硬い雰囲気で、どうなるかと思いました」と、あとからおっしゎっていました。
が、後半には、ひとりひとりが、発言し最初の課題を意識したルールをチーム毎に決めて姿勢が全く変わり、私たちが思いもよらない解決のルートをチームで導き出し、発言の度に拍手が起きるチームや、解決し喝采のあがるチームもあり、いわゆるグループワークが終わったときに、拍手が起きてた。
グループワークって言うくらいなので、複数クラスの生徒を機械的に割り振ったグループだったのに、いつも間にかチームになって、達成感を味わってた。
最後の完走にも、話し合いが決まっていくのが楽しかったとか、質問することで話し合いが続くことがわかったとか、価値観の違いに気づいた、など素晴らしい能力をひとりひとりが持っていて、チームの力を借りて、発揮した感を味わってくれていた模様。
ひとの能力の素晴らしさに、いつも感動。
ひとは、ひとりひとり、ちゃんと力を持っている。
でも、それは私たちが私たちのフィルターを通すと、光らないように見えるときがある。
光を放つよう、磨くのは、やっぱり人は人によって磨かれるのだなぁと思う。
そして、大人は、どれだけ自分と違う行動や考えに対して、待つことが出来るかが、成長のキーワードだなぁと毎回感じる。
たくさんの先生方が見学に来てくださって、質問をお受けしたり、みんなが充実した時間になっていたら嬉しいな。