PoEはエネルギー伝送が信号と同時に行える技術で最新の規格もあります。 厄介なのは接続機器保護のために様々な仕掛けが施してあり、これが全部 電子回路であるために動作不良時の原因切り分けが結構大変です。 今回の試作はその切り分けが基礎知識があれば一応可能になる状態まで 達したため、現場に投入し、更に改善を目指すためにテスト機として投入します。 PoE試験の厄介な点は、通常の電子回路より、部分的に大電流が流れる箇所 があることで、これをミノムシクリップなどで結線すると思わぬ誤動作を起こすのです。