ひしひしと感じる、機械化――失われゆく仕事
Sep
19
しかし以前、4~5人並んで働いていた人々のうち、1人だけが残ったわけで…他の皆さんは機械君の登場でお休みになったのでしょうか。
昨日、Sam's Clubで買い物していたら、「無料サンプルはいかがですか?」とやたらに可愛い声で話しかけられました。「無料」の言葉に耳ざとく振り返ると、写真2の機械が佇んでいました。
近づくとパッと画面が変わって「こんなにおいしい紅茶ですよ」と絵と言葉で畳みかけ、サンプルをあげるから、会員証をスキャンしてね」と。人にもよるかもしれませんが、人間が配っているサンプルよりむしろ受け取りやすい!説明まで写真付きで聞いちゃったじゃないですか。
はい、また、ここでサンプル配りの方の仕事がなくなっています。この子(機械)は疲れ知らずで延々と働いてくれるはずです…。
そういえば、ロサンゼルスで人気の回転ずしチェーン店のKulaさんでは、もうおすしを作るのから(機械がする)、注文(タッチパネルでする)、おすしを運んでくること(ジェットマシンみたいなので来る)、会計まで機械化されていました。
高い福利厚生費を支払わずに済む機械のスタッフ。文句も言わず、壊れるまで働いてくれます。サービスを受ける側も、機械の画面と接している方が、人間と接するよりも楽と考える人も多くなり、職場の機械化はこのまま加速度を上げて進んでいくのでしょうね。
自分は機械にはできないどのようなサービスができるか、しみじみ考えさせられる今日この頃です。
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