ご存知、ラスベガスはカジノの街で、世界中から観光客が集まります。そんな中、ホテルのマーケティン部の方に取材すると、「観光客の方も大事です。でも地元の方々の集客にも力を入れています」という声が聞かれました。「観光客の方は多くて数年に1回いらっしゃるだけです。でも地元の方々は毎週でも来てくださいますからね」。
なるほど。どうりでラスベガス在住の義家族が皆カジノにはまっているわけです。何しろその戦略はとにかく大盤振る舞い。カジノを利用すればするほど、さまざまな特典が与えられます。例えは、2週間おきにもらえて2週間ごとに期限が切れる併設レストランでの食事券。素敵なレストランで、完全無料で食事ができます。ただしすぐに期限が切れるので「タダ飯に…」という気分で訪れたら、ちょっとやっていこうか、となるのです。
さらには豪華な贈り物の数々。鍋、ワイン、バッグ、コンサートチケット、豪華な部屋の宿泊券までじゃんじゃんもらえますが、期限付き、かつ受け取り場所はカジノです。年がら年中、贈り物をされるので、とにかくカジノに通うことになります。こうしてカジノにはまっていきます。
さて、義家族の戦績ですが、義姉の一人が先月なんと100万円ものジャックポット!でもその後、「もう冬の誕生日までは行かないわ…」とうつむいていたのを見るに、多分、損失の方が大きいのではと思います。その他の義家族も時折、「もう行かない…」と悲し気に呟いています。
私はカジノのあの豪華な建物を見るだけで、とても太刀打ちできないと思っちゃいます。見るからに儲かっている風なんですもの。
特に、昨今はマシンに自分のメンバーカードを入れてプレイするんですよ。しばらく勝たせてやろう、ここで負かせよう、など、この豪華施設の思いのままに操られているとしか思えません(カードゲームで数を読んで勝つ超天才さんのケースは別として)。
いつかお金持ちになったら、カジノで散財してみようと思います。でもまだ、無理ですね~。
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