コロナウィルス騒ぎの中、中国の旧正月パーティーに参加することに
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そんな中、約1カ月前。カジノのVIP客である義姉さんが、ホテルでの着席フルコースのディナーチケット(ショー付き♥)を譲ってくれると言うのです。「Really!?」。“フードコートでの食事”が唯一の贅沢である私と夫は、大喜びで飛びつきました。
チケットをディナー会場の入り口で渡してくれるというので、2人でワクワクして訪れたら、なんとなく会場の周りの装飾が真っ赤。赤いランタンが大量にぶら下がっています。嫌な予感…。会場に入ってみると、思いっ切り、「Happy Chinese New Year!」の会場でした!
う…思わずひるんだ私ですが、優しい義姉さんの手前、「あ、ありがとう!!」と言って覚悟を決めるしかありません。「ショー」とは、おめでたい獅子舞ショーのことだったのです。
興味深かったのは、ホテルの中国人客への熱烈歓迎ぶりです。「あけましておめでとうございます!」という中国語での挨拶が終わると、ビデオメッセージが始まり、支配人や各部署の代表者が「中国の旧正月を私たちは祝います」「中国の皆様、ようこそおいでくださいました」と、並々ならぬ歓迎の意を表します。中国人客は、ラスベガスのカジノにとってもやはり重要な存在なんですね。
同じことはフィリピン人客にも言えます。このホテルでは年に何度も、フィリピン人有名歌手によるコンサートが開催されています。アメリカ人は誰も知らない歌手ですが、フィリピンの人々がどどーっと押し寄せます。そしてコンサートの後はどどーっとカジノへ。
さて日本人客に対しての歓待は?日本人接待的なイベントは、私はまだ見たことがありません。日本人はお金は持っていると思いますが、やはりカジノで散財という率は中国人やフィリピン人よりも少ない、つまりカジノのメインターゲットではないのでしょう。
贅沢な中華料理のフルコース、飲み放題のお酒、獅子舞や歌などのステージを期せずして(かつ恐る恐る)堪能した私は、この日、ようやく2020年が明けたような気分にもなりました。しかし、正直な友人たちからは「2週間は近寄るな」と言われてしまいました(その気持ちは分かります…^^!)。
そしてどうにか1カ月過ぎ、感染していないことが分かり、ほっとしてこのブログを書いてみました。が、カジノの街はいかにも感染が広がりそうな環境ですからね、来週はどうなるか分かりません。
皆様もどうぞお気をつけて!
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