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弊社のコントラクターさんは約半数が海外に住んでいらっしゃいます。
なので弊社では銀行の海外送金システムをよく利用します。
先日、いつものように海外へ向けてお支払いをしようとしたときのこと、銀行から、「待った」がかかりました。
「コントラクターさんの振込先情報を、今一度、“電話などで口頭で”ご本人に再度ご確認ください。それがなければ送金は致しかねます」とおっしゃるのです。
電話で?国際電話で?「はい」。
今、世の中で何が起こっているかというと、銀行の担当者さんいわく、「メールは覗かれていると思ってください」。そして近頃、請求書の振込先をハッカーのものに書き換えるという手口が増加してきているそうなのです。
「メールで届いたものをメールで確認してはダメです!」――そのメールも書き換えられている可能性があると…!
世界的にも流行しているハッキングに対応するため、社内では白熱した議論が起こりました。暗号で開けるクラウド上の共有ファイルにすべきだ――いや、そんなの面倒だ。メールを暗号化して送付するようにすべきだ――いや、それだと弊社からの書類は暗号化されるが、相手から送られるものは暗号化されない、などなど。
結局、将来的には、暗号で開けるクラウド上の共有ファイルを利用することになりました。
しかしアナログというのも時には楽しいものですね。今回、日本に住むコントラクターさんとお電話で初めてお話しましたが、メールではクール系のイメージの方だったのが、お話してみるととても温かい感じで、すっかり親近感を覚えました。
これに味をしめて、他の皆さんのお声も聞いてみたいなあと思った私でした。
そして皆さん、メールのセキュリティー強化をお忘れなく。
ロサンゼルスの広告代理店・編集プロダクション
「Ruコミュニケーションズ」にもぜひお立ち寄りください。
http://www.rucommunications.com/
がんばってくださる皆さんに「Thank you」
たくさんのクリエーターの方々が一生懸命持ち場を守ってくださっていることで、小さなRUコミュニケーションズ有限会社は成り立っています。
だから弊社内で回す担当ページ表を作るときも、外注の皆さんのお名前の後に、私は「san」、もしくは「sama」を付けています。
「Yamada Hanako san P10-12」。
「san」を取ると何だか落ち着きません…。
そんな中、先週、社内の全ての書類がプログラム化されました。私が主に見ていた書類も、すっかり様変わりし、オペレーションなど他の担当者と共有できるようになりました。
そこでアメリカ人スタッフに指摘されたのが「sama」とか「san」とか全部に付いてるけど、何だ?って話です。「それは名前には必ず付けるものなの」などと、丸め込もうとしましたが、「Hanako Yamada」と姓名の順序もアメリカ式に変えられ、「sanはどこに付ける?もう取ってもいい?処理しにくいから!(断固!)」。
共有化されたものからは、sanやsamaが取り除かれていました…ううう…英語だからしょうがないのか…。
でもまあ、一つ良かったのは、アメリカ人スタッフが自分も外注の方々に丁寧でありたいから、皆さんに送るメールに「sama」を付けたいと言いだしたことです。「Hi xx」ではなく、「Hi, xx sama」としたいんだそうです。「Yamada sama」とアメリカ人が書くのも、まあ、良いかもしれませんね。
しかし、後でCCされたメールを見たら、「Hanako sama」と、下のお名前に様を付けてメールを出していました。日本だとビジネスメールは苗字ですけどね…まあ、それでも皆さまに思いは伝わったでしょうか。
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~「働く女性のLife Designマガジン アヴァンティ」に執筆の連載コラムより~http://www.e-avanti.com/44860
今回は私自身のことを書いてみよう。アメリカに来て10年になるが、今でも思いもよらない考え方に戸惑ったり開眼したりを繰り返している。例えば私の義姉一家のこと。彼らがまあ、オソロシイほど気軽にちょくちょく「そちらに泊りに行くよ!」という連絡をしてくる。しかも「明後日」とか、かなり急な場合も多く、連日締め切りに追われている私は、遅くに仕事を終えた後、夜中まで掃除にバタ狂う。
義姉一家が来る日、私は部屋の掃除を完璧にするのはもちろん、トイレや浴槽は特に念入りに磨き上げる。夫は「僕の家族はただ僕たちに会いたくて来るのに」と言うが、有無を言わせぬ怒り顔で夜中まで働かせる。
彼らの「襲撃」を快く思えないまま、7年ほど過ぎたある日、私は中華料理店で、幼少期に折れた腕に付けたギブスの話をしている義姉の横顔を見ていた。なんと1年近くも家族にその存在を忘れられていたギブスのせいで、彼女の腕は50歳を越えた今も曲がったままなのだ。それを大笑いしながら話している義姉は、本当に大らかな人なのだった。
そして今年1月、私は初めて義姉の家に泊まることになった。義姉は大喜びしていたが、私は忙しい彼女に申し訳ない気持ちもあった。しかし到着して驚いた。「息子の部屋に泊まって」と案内された部屋はゴミだらけで、ぐちゃぐちゃのままのベッドも枕も、ティーンエージャーの息子さんが今朝まで使っていたままだった。お風呂も相当掃除していない感じだ! 私はこれから休む場所の「くつろげなさ感」に絶句したが、同時に笑いもこぼれた。なんだ―これで良かったんだ。
彼女と私を比べてみたとき、私はきれいな部屋やピカピカのお風呂を準備したが、内心、怒っていた。しかし彼女はどうだろう。きれいな部屋もピカピカのお風呂もないが、心からうれしそうに私を迎えている。自分が客側だったらどちらがいいだろう。人にもよるかもしれないが、私は本心から喜んでくれる人の家の方がくつろげる。ベッドのシーツや枕、掃除道具は持参すればいい。
日本では心地よいスペースに人を迎えるのもおもてなしの一つだ。それには日本人らしい優しさが込められている。しかし内心怒っているなら本末転倒。私には日本式のおもてなしをする資格がなかったのだ。思えばアメリカ人の家ではかなり気楽に家の中まで通され、散らかっていても家中を案内されることが多い。
郷に入れば郷に従え―私はちょっと汚れた部屋でみんなを迎えることにした(義姉のレベルには到達できず!)。少し手を抜くことができるようになった今、私には新しい扉が開いた。それはあの大らかな義姉一家の来訪が待ち遠しくてたまらないという、楽しい日々に続く扉だった。
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私のアメリカ人の友人に、ホンダでデザイナーをしている人がいます。彼は自動車業界に入ってから、ドアの取っ手の付け根や、ダッシュボードの角など、車の細部に目が行くようになったと言います。
それで気づいたのが、「日本車だけ、細部がきっちり正確」ということでした。他の国のメーカーの車は、素人なら誰も気づかないような小さい部分にごくごく小さい不均衡な隙間があったりするのが当たり前なんだそうです。
「日本車は違う。そんな小さな誰も気づかないところまで、きっちり精密に作られている」とその彼。
細かい細かい部分まで生真面目に仕上げられた、汗と涙の結晶のような日本車は、アメリカの過酷な運転環境をものともせず、「壊れにくい車」としてアメリカの人々の信用を勝ち取っていきました。
まさに、神は細部に宿っているんですね。
なぜこの言葉について書こうと思ったのか。
実は今まさに、私がそういう感動に触れているからです。
正確なだけでなく、「:」の後ろに半角を空ける、のような一般の人が気づかないところまで、ビシーッとそろえた原稿を出してくださる、几帳面なコントラクターさん。
「ミスを見つけよう」が「ミスを見つけてやろう」のような気持になって、どこを確認しても、どこをつつきまわっても、完全敗北させてくれるコントラクターさん。
不思議とそんな生真面目な、汗と涙の結晶は、シャープで美文でもあるのです。
そんな原稿を見ながら私は日々、「神は細部に宿る」という言葉を何度も思い出しているわけです。
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弊社制作の商品シールも、ロサンゼルスの日系スーパーにデビュー!
明日の3/5(日)、キューサイさんの青汁の試飲会が、ロサンゼルスのマルカイマーケットガーデナ店(1740 Artesia Blvd, Gardena, CA 90248)で開催されます。
私も年老いたキャンギャル(!)として、現場でお手伝いしています(お昼ぐらいから)。試飲は無料なので、お時間がおありの方はどうぞ足をお運びください。
キューサイさんの青汁、私も毎日、2袋飲んでいます。これだけで大きなケールのサラダを毎日食べているのと同じ!そろそろアバター(?)になるんじゃないかと思うほど、私の体には緑で満ちています。
ちなみに体調が悪いときは、2倍の4袋飲んでいます。真面目過ぎるほど無農薬の青汁だから、そういうときこそ頼りになるんですね。それに私はあまりビタミンの錠剤類が好きではありません。ビタミンやカルシウムをできるだけ自然の野菜から摂取したいと思ったとき、キューサイさんの無農薬青汁が頼りになります。
明日、お待ちしています!
☆弊社がfujiKale部分の制作に携わったキューサイUSAさんのウェブサイト http://fujikale.com/
アメリカでの製作物のご相談はRuコミュニケーションズLLCまでどうぞ。
http://www.rucommunications.com/
~「働く女性のLife Designマガジン アヴァンティ」に執筆の連載コラムより~ http://www.e-avanti.com/42279
昨年は医療費に泣いた1年だった。そろそろ乳がん検診にでも、と病院に出掛けたのが運の尽き(?)。触診で怪しいと言われ、マンモグラフィーに回され、さらには超音波検査へ。それでもはっきりしないということで針生体検査に回され、結果は無事陰性だったが、自宅には計4500ドル(約52万円)にも上る「手出し」の請求書が届いた。優しい友人に「52万円で命を買ったと思って」と慰められた―確かに命あっての物種です、ハイ―が、52万円はイタイ!
そうこうしているうちに夫が歯科医院へ出かけた。そこでまたもや検査や治療が必要となり、あれよあれよという間に請求額が9000ドル(約104万円)に! 大した病気にもなってないのに夫婦合わせて、合計156万円もの手出しとは…もはや日本語の「トホホ」という言葉を「tohoho」としてアメリカで流行らせたいほどの心境だ。
ちなみに私が毎月支払っている保険料は430ドル(約5万円)。「5万円なんて高い」と思われるかもしれないが、アメリカで430ドルの保険というのは最安値の方だ(低所得者などの特別な保険を除く)。もともと健康体なので、検査などが十分にカバーされない安いものを選んでいたのがまずかった。夫の方は50代ということもあって、月額1200ドル(約14万円)もの保険だったが、こちらも歯科分野は十分なカバーがなかった。Tohoho!
検査だけで手出し52万円なのにもし、がんだと診断されていたら一体どうなっていただろう。そういえば大ヒットテレビシリーズの『ブレイキング・バッド』で、がんになった主人公、ウォルターのタガが外れるきっかけとなったのも、2000万円という高額の医療費だった。このとんでもない数字は物語の中の作り事ではない。実際、アメリカの自己破産者の約6割は、医療費が原因なのだ(2009年)。
安心して暮らせないアメリカの現実に直面したとき、国に手厚く守られていた日本時代を思い出す。そしてそれに気付いていなかった自分も…。日本はそもそもの保険代も安く、たとえ医療費が高額になったとしても高額療養費制度や国からの貸し付けなどに守られる。安心して暮らせるという面で、日本はあまりにも素晴らしい国である。
最後にひとつ、おまけの話。ずいぶん前のことだが、アメリカの友人宅を訪れていた日本人が心臓発作を起こしてしまった。すぐに救急車で搬送され入院し一命をとりとめたが、保険のなかったその方に送られてきたのはなんと3000万円もの請求書。値下げ交渉したらダイナミックに1000万円負けてくれたそうだが…アメリカ旅行の際は、保険のチェックをお忘れなく。
ロサンゼルスの出版社で上司だった毅さんという方がいらっしゃいます。
以前、リクルート社に勤めていらっしゃったときは、トップセールスマンだったそうです。
営業と言えば、口八丁で調子の良いことを言える人がたくさん商品を売れるような気がします。でも毅さんが心掛けていたのは、「言葉と心を同じにする」ということでした。
そんな毅さんだから、広告を買おうというお客さんがたくさんいたのでしょう。
毅さんの大切にしている心掛けは、そのまま私の大切な言葉になりました。
言葉と心を同じにしたとき、心はあまりにも安らかです。
どこかで自分が自分を見ているからでしょう。
誠実な人を見たときに救われるように、自分が自分に救われるわけです。
だから私も毅さんに会うとホッとするのです
……なんだかまた毅さんHさんとKさんとAちゃんとTさんと、恒例のカラオケ宴会がしたくなってきました(笑)。
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