先日、倉敷医師会主催の講演会があり、川崎医科大学 産婦人科学教授 下屋浩一郎先生の「周産期医療からみたワクチン」の講演を拝聴してきました。
近年、初体験の年齢が平均14歳と、低年齢化する一方で、婚期は晩婚化し第1子出産年齢の平均は30歳を超えました。子宮頸がんの罹患年齢は低年齢化し、出産年齢と子宮頸がん発症のピークが同年代となってきています。
妊娠して初めて子宮がん検診をするという方が多く、それによって子宮頸がんということがわかり、中には妊娠を継続することを断念ぜざるを得ない人もいます。
子宮頸がん予防ワクチンを接種すれば、子宮頸がんの約7割を予防できるので、妊娠の継続を断念しなければならない人の多くが我が子を授かることができます。
一本のワクチンでお母さんと赤ちゃんの命を守ることができるのです。
今、ワクチンの副反応が問題になっていますが、約800万回の接種で重症の副反応があったという報告は5人なのだそうです。
厚生労働省は、半年後に子宮頸がんワクチンを推奨するかどうかの結論を出すことにしていますが、そのリスクとメリットを比べると、推奨した方が良いといことは明らかではないでしょうか。
患者様の中には、子宮頸がんワクチンを接種した方がよいのかどうか?
1回接種したけど、2回目・3回目はどうするべきか?
と悩まれている方も多いと思います。
そういう方は、下記のURLを参考にしてください。
私も子宮頸がんはワクチンで予防した方がいいと思いますし、1~2回接種している方は、3回接種して初めて効果があるものですから、途中でやめるのはもったいないです。
下記のアドバイスを読まれてもまだ悩む・・という方は、いつでも受診してお気軽にご相談ください。
院長
子宮頸がん予防ワクチンの接種について悩まれている方への具体的アドバイス ↓
http://www.cczeropro.jp/assets/files/20130620ad.pdf
子宮頸がん征圧をめざす専門家会議↓
~子宮頸がん予防ゼロプロジェクト~
http://www.cczeropro.jp/index.html
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