子宮頸がん予防ワクチンが平成25年4月より定期予防接種となりましたが、公費助成の対象となる年齢は、小学6年生~高校1年生までです。
子宮頸がん予防ワクチンは、3回接種しなければ効果がありませんが、その3回を決められた間隔で接種すると、最低でも6か月かかります。
3回の接種をすべて公費助成の対象とするためには、遅くても高校1年生の9月には初回を接種しなければ間に合いません。1回目を高校1年生で接種しても、2回目・3回目が高校2年生(4月1日以降)になってしまうと、公費の対象ではなくなり、自費となってしまいます。体調により、接種ができないこともありますので、余裕をもって早めの接種開始をお勧めします。
子宮頸がんは、性交によりヒトパピローマウイルスに感染することが原因ですので、初体験前に子宮頸がん予防ワクチンを接種すると、より効果的です。
現在は、初体験の年齢の平均が14歳ですので、それより前となると、中学1年生のうちに接種した方が良いということになります。倉敷市も標準的な接種時期は中学1年生としています。
予防接種は、接種できる時期がきたらなるべく早くが基本ですから、子宮頸がん予防ワクチンは、小学6年生になったら接種する、遅くても中学1年生のうちに接種を終わらせるのが良いと思います。
子宮頸がん予防ワクチンは、大変高額なので、公費で受けられるチャンスを逃さないようにお気を付けくださいね。
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