日本では昔から赤ちゃんの誕生と健やかな成長を願う伝統の行事がいくつかあります👶✨
♡お七夜(生後7日目頃)
「命名式」「名づけ祝い」とも言われます。
赤ちゃんが誕生して7日目の夜に命名と健やかな成長を願って行われる行事です。命名書を神棚や床の間に飾ってお名前をお披露目。尾頭付きの鯛・お赤飯などの祝い膳を用意してお祝いします。
ちょうど産院から退院することなので、退院祝いもかねてお祝いをされる方もいらっしゃるかもしれませんね。産後間もないこともあるので、お母さんの体調と生活リズムが落ち着いてから開催しても良いですね😊
♡お宮参り(生後1か月頃)
生まれた地域の氏神様に誕生のご報告♪
土地の守り神である神様に赤ちゃんの誕生を報告して、健やかな成長と幸せをお祈りします。赤ちゃんの体調やお天気とも相談してお日にちを決められると良いですね♪
お宮参りでは赤ちゃんに「祝着(のしめ)」や「ベビードレス」といった晴れ着を着せます。お母さん、お父さんもカジュアルすぎない服装(フォーマル)が一般的なマナー。
♡「お食い初め」(生後100日頃)
子どもが一生食べ物に困らないようにと願い、御祝膳を用意して赤ちゃんの口元にお箸を運び食べさせる真似をします。
地域ごとに時期が異なりますが、一般的には生後100日ころ。「百日の祝(ももかのいわい)」とも呼ばれています。
口元にお箸を運ぶ人は「養い親」と呼ばれます。
参加している身内のなかで、最年長で赤ちゃんと同性の方が務めるのが習わし。
これには「長寿にあやかる」という意味があるのだそう。
♡初節句(生まれて初めての節句)
赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句のことです。
女の子は3月3日(桃の節句)、男の子は5月5日(端午の節句)に健やかな成長と厄除けを願ってお祝いします。
こいのぼりには大空を悠々と泳ぐ鯉のように「大きく元気に育ってほしい」という願いをこめて。
ひな人形は健やかな成長と幸せを願いを込めて飾ります。ひな人形は厄災を身代わりとして引き受けてくれるとされ、厄払いの意味もあるのだそう。
♡初誕生日(生後1年目)
初めて迎える特別なお誕生日♪
赤ちゃんの無病息災を願って、満1歳のお誕生をお祝いします。お祝いの方法は地域によって様々ですが、大きな一生餅を赤ちゃんに背負わせる「一生餅」や赤ちゃんの将来の職業や才能を占う「選び取り」などが広く知られています。
いかがでしたか?最近は生後半年で「ハーフバースデー」のお祝いなどもされる方もいらっしゃると思います♪
生後1年は特に一度きりの行事も多くあります。かけがえのない素敵な思い出にもなりますが、産後のお母さんや赤ちゃんの体調や生活リズムもあります。
負担にならない範囲で、形式にこだわりすぎず、ご家族皆さまで楽しめるものになると良いですね😊✨
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