子どもの夏かぜ?
Jun
23
岡山県内でも5月以降、ウイルス感染症の「RSウイルス」と「ヘルパンギーナ」の患者が増えているとの報道がありました。
子どもの夏風邪とも言われる<ヘルパンギーナ>
一体どんな感染症なのでしょうか。
☘️流行時期
5月頃から増加し始めて6〜7月にピークが見られます。
☘️主な症状
2~4日の潜伏期間があり
☑発熱
☑のどが赤く腫れて小さな水疱ができる。
が主な症状です。
のどの痛みが強く、食事がしづらくなって脱水につながります。
全身倦怠感、食欲不振、咽頭痛、嘔吐、四肢痛などがある場合も。
☘️原因になるウイルス
☑主に「コクサッキーウイルスA群」が原因。
ウイルスの型がいくつかあり、何度もかかってしまうことも。
乳幼児に多く見られる夏風邪の代表的なウイルス性感染症。
大人もまれに発症すると言われています。
☘️かかってしまったら
通常は対症療法のみで、発熱や頭痛・口の中の水疱の疼痛などに対して解熱・鎮痛剤を用いることがあります。
☑食事がとりづらいため柔らかく薄味の工夫
☑水分補給
おかゆや、やわらかく茹でたうどん、雑炊など食事をとりやすいように柔らかくしたり、薄味にしたり。
また、水分補給を心がけることが大切です。
?予防のためには?
☑手洗い・うがい
☑マスク着用
☑感染者との密接な接触を避ける
外から帰った後・食事をする前・トイレの後などに手洗い・うがいを行うことが有効です。
幼稚園、保育園、学校などの集団生活ではタオルを共用することは避けましょう。