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Asagiri Ladies Clinic のブログ

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出欠性疾患予防

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出欠性疾患予防
出血性疾患予防?止血に必要不可欠と言われる大切なビタミンの1つ、ビタミンKについてのお話です。
☘ビタミンKって何?
・血管が傷ついた時、出血を止めるために必要なもの。
・不足すると出血を止められません。
☘赤ちゃんに不足しやすい理由は?
・ママのお腹にいる赤ちゃんにはまだ腸内細菌がいません。ビタミンKは胎盤を通じてママから受け取っています。
・ビタミンKは胎盤を通りにくく、赤ちゃんの身体には大人に比べてビタミンKが少ない状態。
・生まれてすぐには十分な量の腸内細菌がいません。
赤ちゃんが母乳やミルクからビタミンKを摂る必要がある理由です。
・赤ちゃんの哺乳量が少ない、母乳中のビタミンKが少ないなどの場合にはビタミンK不足になることも。
☘ビタミンK欠乏性出血症のお話
ビタミンK不足により「ビタミンK欠乏性出血症」になることがあります。
〇新生児ビタミンK欠乏性出血症
・産まれてから7日までに起こる。
・消化管での出血が多く、血を吐いたり便に血液が混じる。
〇乳児ビタミンK欠乏性出血症
・産まれてから3週間~3ヶ月の間に起こる。
・8割以上が頭の中に出血すると言われ、赤ちゃんには不機嫌・嘔吐・けいれんなどの症状。
☘ビタミンKを摂れば防ぐことができるの?
出生直後の赤ちゃんに適切に投与すると、生後1週間以内に起こるビタミンK欠乏症をほぼ完全に防げることが明らかになっています。
☘ビタミンK不足を防ぐために浅桐産婦人科ではどんな事をしているの?
当院では産婦人科学会・小児科学会の指針に沿って「ケイツーシロップ」というビタミンKを含むお薬を赤ちゃんに飲んでもらっています。
ご入院中に2回、1か月健診で1回です。
♡1か月健診時にママへ赤ちゃんの哺乳状況や母乳とミルクの授乳割合などをヒアリング。
♡引き続きお家でもケイツーシロップの服用が望ましい場合に処方いたします。
飲む回数や赤ちゃんへの飲ませ方などもご説明していますのでご安心くださいね✨
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