硝子体出血
Oct
30
精密検査にて網膜剥離、網膜穿孔等はなく、眼球内にあるゼリー状の硝子体に出血がある「硝子体出血(しょうしたいしゅっけつ)」との診断。年齢を重ねるにつれ、誰にでも現れるそうですが、出血場所や量により網膜に問題が?と思ってしまうとの事。
これは自然に吸収されるのですが減り具合の確認にて、2週間後にもう一度検査を、との事にて、2週間の診察で出血はかなり減り、飛蚊症もかなり減り、もう少し経つと気にならなくなる程になるとの診断。安心しました。
この症状の眼科疾患的な原因は、網膜裂孔・糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症・加齢黄斑変性症などの網膜の病気がとの事ですが、稀に くも膜下出血後に脳内の血液が眼内に逆流して起こる硝子体出血(テルソン症候群)や、眼球の悪性腫瘍が原因の硝子体出血も。しかしながら患者の多くは糖尿病や高血圧が原因(これは眼科で精密眼底検査でわかる模様)でその兆候がない場合、加齢以外では原因不明だそうです。
ちなみに眼科での眼底検査は薬剤にて瞳孔を開いて検査する「散瞳型」にて、数時間、サングラス必須です。また、今回点眼麻酔にて眼に特殊な検査用コンタクトレンズを入れての細隙灯顕微鏡による眼底検査も行いました。
最近、緑内障などの患者が多いと聞きましたが、症状が出る頃には手遅れ状態になる事が多いので定期検査は大切かと思います。特に症状が悪い方の眼を反対の眼で脳がカバーしてしまうので気がつきにくいそうです。白内障も最近年齢層がさがり、単に眼の疲れ・かすみ、と思ってしまうそうです。