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ラスベガスのネオンはあんなもんじゃなかった!&CES

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ラスベガスで催された、世界最大米国

CES(エレクトロニクス・ショー)は、

一昨日で閉幕した。


ラスベガスは、皆さんは行かれたことがありますか?

この10年以上で、ネオンが少なくなったと思う。

ラスベガス大通りのホテルが建て直され、

新しいホテルが次々と建ち、

昔のホテルの入り口は、とにかくネオン、ネオン、

新しいホテルはネオンというより、お洒落で

豪華なイメージで建てられるようになった傾向で、

昔よりネオンがかなり少なくなったと思う。

それでも、夜はネオンの街には

変わりはないが、

昔の奇抜い数のネオンのホテルの

入り口がなくなった。



それでは、

CES(コンスマー・エレクトロニクス・ショー)

とは一体何なのでしょうか?


前回で新商品を紹介したが、

ここでまとめてみた。


CESとは、Consumer Electronics Showの略で、

全米家電協会 (CEA:Consumer Electronics Association)

が1967年から年1回開催(年2回の時も暫くあった)している

家電・情報・通信・エレクトロニクスに関する

国際的な総合展示会です。

年々大きくなってきており、今年は世界から

3600社を超える参加企業と15万人を

超える参加者があったようで、

アメリカ最大にして世界最大級の展示会です。


今年は、中国メーカーが大々的にCESに展示をしており、

日本や韓国メーカーに追いつく勢いの、

CHANGHONG、HISENSE、TCL、HAIERが

鎬を削っていた。

毎年、世界をあっと言わせる新製品や

プロトタイプの商品が発表され、

過去に特筆すべき製品や技術としては、

次のようなものが挙げられる。


• Xbox(2001年)

• ハードディスクレコーダー(1999年)

• HDTV(1998年)

• DVD(1996年)

• バーチャルボーイ(1995年)

• CD-i(1991年)

• ファミリーコンピュータ(1985年)

• コモドール64(1982年)

• コンパクトディスク (CD) プレイヤー(1981年)

• カムコーダ(1981年)


• 家庭用ポンゲーム機(アタリ、1975年)

• レーザーディスクプレイヤー(1974年)

• ビデオテープレコーダ(1970年)


2015年のCES

1.  デジタルTVは、完全に4Kに移行し

    (2KのHDTVはどこも展示していない)

    画像が鮮明に見えるUHD(Ultra High Definition)、

    大型化が更に進み(78インチ型や88インチ型など)、

    またソニーが一番押していた超薄型(4.9mm~10mm以下)で

    平らな画面から、

    カーブドTV(湾曲した形状のTV)などが

    今後のトレンドとなる。

    シャープは8Kを押していたものの、

    4Kでもコンテンツが無い現況では、

    余り意味が無いではないかと思われる。

    LGが有機ELディスプレイを展示していたものの、

    価格が高い、大型化に成功していないので、

    まだまだと言う感じです。

    21:9のシネマスコープ比率(12:5)の映画館と

    同じ横長のデジタルTVが

    韓国のSamsungやLGで展示されていたが、

    通常のコンテンツでは横が黒い帯でカットされるので

    余り意味が無いと思われた。


2.  音に関しては、復古調のレコードがアメリカや

    日本でも人気が出て来ている反面、

    「ハイレゾルーション」(略してハイレゾ)の高音質

    かつ高剛性を持つ音源を使った商品

    (例としてウォークマンの最上位機種)などが

    これからのトレンドとなる模様。


3.  パソコン関連では、今回の2015 CESに合わせて

    インテルが「Broadwell」の開発コード名で

    呼ばれていた新CPU「第5世代Coreプロセッサー」を

    発表したことから、魅力的なノートパソコンが

    数多く登場をしていた。


4.  携帯電話は、さほど目新しい商品は出ていなかったが

    韓国のLGが曲面ディスプレイを

    採用した商品(G Flex 2)と、

    シャープが携帯電話の縁がまったくない

    フレームレス・アクオス・クリスタルを展示していた。


5.  タブレットは、さほど目を

    見張る刷新技術はないが、レノボ・ジャパンが

    非常にユニークなモデルのプロジェクターを内蔵して、

    13.3型の大画面のAndroidタブレット

    「YOGA Tablet 2 Pro」を展示していた。


6.  ビデオカメラやアクションカムコーダーも

    4K対応のものが発表され、

    特にソニーの4K に対応した

    アクションカム「FDR-X1000V」は、

    4K/30p 100Mbpsのハイビットレート撮影に対応し、

    電子式手ブレ補正機能や風音低減機能も

    搭載している。

    また、Polaroid社がアンドロイド搭載の

    インスタントカメラを出展していた。


7.   スマートスマートフォンの“次”に

    来るものと期待されているウェアラブル 
  
    (身に付けられる)デバイスだが、

    スマートフォン市場をリードする
  
    Google は、今年6月にウェアラブルデバイス向けの

    新プラットフォーム「Android Wear」を発表し、

    これを採用した腕時計型デバイスがサムスン
  
    やLG電子、 モトローラ、ソニーなどから

    発売されている。

    ライバルのアップルも来年2015年に、

    iPhoneと連携する腕時計型の「Apple Watch」を

    発売する予定だが、

    価格と機能がマッチせず、

    まだまだこれからと言う感じのデバイスである。


8.  前年の2014 International CESと同様、

    今年もヘルスケア・フィットネス関連の

    デジタルデバイスの

    会社や新製品がかなり多く展示されていて、

    展示会場をメインの

    ラスベガス・コンベンション・センターから、

    サンズ・ホテルのコンベンション・センターに移し

    関連ブースは活気づいていた。


9.  今後技術革新が一般消費者にも広がると

    期待されているロボティクスですが、

    3Dプリンターのコーナーもかなり広くなり、

    様々な企業が新製品を展示していた。

    しかし、今のところブラスティックでフィギュアを

    作ったり、砂糖のお菓子を作ったりという用途が

    限定されているので、一般の消費者が

    まだまだ購買意欲が湧かない感じだ。


10.   ロボットに関しては、

    前評判では多く展示されているということだったが、
  
    子供向けのオモチャ的なものであり、

    革新的なものはなくかった。


11.  最後にバーチャルリアリティ (VR) に特化した

    ヘッドマウントディスプレイ (HMD) の

    オキュラス (Oculus) だが、

    2012年にプロトタイプが

    Electronic Entertainment Expo (E3)で公開され、

    一般消費者向けの

     Oculus RiftはDevelopment Kitが

    現在$350でアメリカ国内でOculus VR,
 
   LLCのホームページで販売されている。

    また、今回次の進化したバージョンとなる

     Oculus Crescent Bayも今回の

    CESで発表されていた。


以上が今回の2015 CESに参加して、

際立った違いだった。

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