2015年 第87回アカデミー賞の全部門予想
◎ 本命 〇 対抗
(作品賞)
◎ バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
〇 6才のボクが、大人になるまで。
アメリカン・スナイパー
グランド・ブダペスト・ホテル
イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密
Selma
博士と彼女のセオリー
セッション
上記の全8作品を観たが、
なかなか粒揃いの力作が多かった中で、
「バードマン」と
「6才のボクが、大人になるまで。」の
各評論でデッドヒートだが、
個人的にはまったく「6才~」を買っていないので、
どちらかと言われれば
作品賞は「バードマン」だが、
もう一つおまけに言わせてもらえば、
個人的に、
「博士と彼女のセオリー」か、
「セッション」が大穴としている。
(監督賞)
◎アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
(「バードマン」)
〇 リチャード・リンクレイター (「6才のボクが、大人になるまで。」)
ベネット・ミラー (「フォックスキャッチャー」)
ウェス・アンダーソン (「グランド・ブダペスト・ホテル」)
モルテン・ティルドゥム
(「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」)
作品賞と監督賞は対であるべきと言う論理に
賛同する点では、
作品賞と同じ形での予想。
(主演男優賞)
スティーブ・カレル 「フォックスキャッチャー」
ブラッドリー・クーパー 「アメリカン・スナイパー」
ベネディクト・カンバーバッチ
「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
マイケル・キートン 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
◎エディ・レッドメイン 「博士と彼女のセオリー」
主演男優賞は、マイケル・キートンとエディ・レッドメインの
一騎打ちとなるが、スティーヴ・ホーキング博士に
成り切ったエディ・レッドメインが取ると予想。
(主演女優賞)
マリオン・コティヤール (「サンドラの週末」)
フェリシティ・ジョーンズ (「博士と彼女のセオリー」)
◎ジュリアン・ムーア (「アリスのままで」)
ロザムンド・パイク (「ゴーン・ガール」)
リース・ウィザースプーン (「ワイルド」)
主演女優賞は、「ゴーン・ガール」の
ロザムンド・パイクも悪くないが、
若年性アルツハイマーを発症し、
記憶が急速に衰えいく役を演じた
ジュリアン・ムーアが取ると予想。
(助演男優賞)
ロバート・デュバル (「ジャッジ 裁かれる判事」)
イーサン・ホーク (「6才のボクが、大人になるまで。」)
エドワード・ノートン
(「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」)
マーク・ラファロ (「フォックスキャッチャー」)
◎ J・K・シモンズ (「セッション」)
助演男優賞は、「フォックスキャッチャー」の
マーク・ラファロも悪くなかいが、
圧倒的な怪演・狂演をした「セッション」の
J・K・シモンズが間違いなく取ると予想。
(助演女優賞)
◎パトリシア・アークエット 「6才のボクが、大人になるまで。」
ローラ・ダーン 「ワイルド(原題)」
キーラ・ナイトレイ
「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
エマ・ストーン 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
メリル・ストリープ 「イントゥ・ザ・ウッズ」
今回は該当者無しにしたい賞だが、
嫌々ながら選ぶのであれば、
パトリシア・アークエット。
(脚本賞)
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
ニコラス・ヒアコボーネ
アレクサンダー・ディネラリス・Jr.
アルマンド・ボー
「6才のボクが、大人になるまで。」リチャード・リンクレイター
「フォックスキャッチャー」
E・マックス・フライ
ダン・ファターマン
◎「グランド・ブダペスト・ホテル」
ウェス・アンダーソン
ヒューゴ・ギネス
「ナイトクローラー(原題)」
ダン・ギルロイ
「ナイトクローラー」が
なかなか脚本としては良かったが、
この賞は「グランド・ブダペスト・ホテル」が取ると予想。
(脚色賞)
• 「アメリカン・スナイパー」
o ジェイソン・ホール
• ◎「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
o グレアム・ムーア
• 「インヒアレント・ヴァイス」
o ポール・トーマス・アンダーソン
• ○「博士と彼女のセオリー」
o アンソニー・マッカーテン
• 「セッション」
o デイミアン・チャゼル
脚色賞は、「イミテーション・ゲーム」が取ると予想だが、
ひょっとすると 「博士と彼女のセオリー」が
対抗馬かな。
(編集賞)
• 「アメリカン・スナイパー」
o ジョエル・コックス
o ゲイリー・D・ローチ
• 「6才のボクが、大人になるまで。」
o サンドラ・エイデアー
• 「グランド・ブダペスト・ホテル」
o バーニー・ピリング
• ◎「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
o ウィリアム・ゴールデンバーグ
• 「セッション」
o トム・クロス
下馬評では、
「6才のボクが、大人になるまで。」が
取ると言われているが、
冒頭にも言わせてもらったが、
今一、ピンときてない、この作品は、、
この賞は「イミテーション・ゲーム」に入れたい。
(視覚効果賞)
• 「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」
• ◎「猿の惑星:新世紀(ライジング)」
• 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
• 「インターステラー」
• 「X-MEN:フューチャー&パスト」
ユニークな視覚効果をしていたので、
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」が取ると予想。
(美術賞)
• ◎「グランド・ブダペスト・ホテル」
• 「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
• 「インターステラー」
• 「イン・トゥ・ザ・ウッズ」
• 「ターナー、光に愛を求めて」
ウェス・アンダーソン監督は、
いつも色使いやセットの美術にこっており、
今回もこの作品が美術賞を取るものと思われる。
(撮影賞)
• ◎「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
o エマニュエル・ルベツキ
• 「グランド・ブダペスト・ホテル」
o ロバート・イェーマン
• 「イーダ」
o ウカシュ・ジャル
o リシャルト・レンチェウスキ
• 「ターナー、光に愛を求めて」
o ディック・ポープ
• 「Unbroken」
o ロジャー・ディーキンス
ワンカメラで全作品を撮り上げた
エマニュエル・ルベツキが取ると思われ、
今回、取れば「ゼロ・グラビティ」に続き
2年連続で取る事になる。
(衣装デザイン賞)
• ◎「グランド・ブダペスト・ホテル」
o ミレーナ・カノネロ
• 「インヒアレント・ヴァイス」
o マーク・ブリッジス
• 「イントゥ・ザ・ウッズ」
o コリーン・アトウッド
• 「マレフィセント」
o アンナ・B・シェパード
o ジェーン・クライブ
• 「ターナー、光に愛を求めて」
o ジャクリーン・デュラン
この賞は「グランド・ブダペスト・ホテル」が
取るだろうな。
(長編ドキュメンタリー賞)
• ◎「CitizenFour」
• 「ファインディング・ビビアン・マイヤー(原題)」
• 「Last Days in Vietnam」
• 「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」
• 「Virunga」
観ていない作品がいくつかあり、
まったく予想が不可能だが、
トレイラーで判断する限り、
エドワード・スノーデンの
アメリカ国家安全保障局の個人情報収集に
関する告発を描いたドキュメンタリー作品
が良さそう。
(長編外国語映画賞)
• ◎「イーダ」 ポーランド
• 「Leviathan 」 ロシア
• 「Mandariinid (英題:Tangerines)」エストニア
• 「Timbuktu 」 モーリタニア
• 「ワイルド・テイルズ(英題)」 アルゼンチン
ロシア作品の「Leviathan」は取れないだろうな。。
ヨーロッパ映画賞の作品賞を始めとして
5部門を制した「イーダ」が取るものと思われる。
(音響編集賞)
• ◎「アメリカン・スナイパー
• 「バードマン
あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
• 「ホビット 決戦のゆくえ」
• 「インターステラー」
• 「Unbroken」
画音響編集賞は、「インターステラー」と
「アメリカン・スナイパー」の一騎打ちだと思われる。
取るのは「アメリカン・スナイパー」。
(録音賞)
• 「アメリカン・スナイパー」
• 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
• 「インターステラー」
• 「Unbroken」
• ◎「セッション」
画録音賞はジャズ音楽やビッグバンドの
音入れが凄かった「セッション」が取ると思う。
(メイクアップ&ヘヤースタイリング賞)
• 「フォックスキャッチャー」
• 「グランド・ブダペスト・ホテル」
• ◎「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
この賞は、さほど卓越した作品がなが、
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が取る予想。
(作曲賞)
• 「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
o アレクサンドル・デプラ
• 「グランド・ブダペスト・ホテル」
o アレクサンドル・デプラ
• 「インターステラー」
o ハンス・ジマー
• 「ターナー、光に愛を求めて」
o ゲイリー・ヤーション
• ◎「博士と彼女のセオリー」
o ヨハン・ヨハンソン
映画のテーマ音楽の賞ですが、
間違いなく「博士と彼女のセオリー」が
良かった。
(主題歌賞)
• “Everything Is Awesome” (「LEGO(R) ムービー」)
• ◎ “Glory” (「Selma」)
• “Grateful”(「Beyond the Lights」)
• “I'm Not Gonna Miss You”(「Glen Campbell: I’ll Be Me」)
• “Lost Stars”(「はじまりのうた」)
「Selma」の作品の最後に歌われる”Glory”は、
その圧倒的な力強さで胸を打った。
(長編アニメーション賞)
• ◎「ベイマックス」
• 「The Boxtrolls」
• ○「ヒックとドラゴン2(仮題)」
• 「Song of the Sea」
• 「かぐや姫の物語」
「ヒックとドラゴン2」と「ベイマックス」の
一騎打ちだが、
「ベイマックス」が、何か心情的に
残るものがあり、「ベイマックス」に勝負ありかな。
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