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始めて聞くお母さんの声!&「ラザロ・エフェクト」レビュー

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赤ちゃんが補聴器をつけ、生まれ... 赤ちゃんが補聴器をつけ、生まれて始めて聞く、お母さんの声!



ミネソタ州の難病の子供病院で

生まれつき耳が聞こえない

9週間の赤ちゃんに特別な補聴器をつけ、

赤ちゃんは、始めての雑音を聞き、少し驚いていたが、

その中に母親の声を聞き、にこっとした。




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“ラザロ・エフェクト” レビュー








死者への注射で蘇生したものは悪魔となって返って来る!

“The Lazarus Effect”



(米国 2015年2月26日公開)

ジャンル:SF・ファンタジー・ホラー

配給会社:レラティビティ・メディア

製作会社:ブラムハウス・プロダクションズ

監督:デヴィッド・ゲルブ

製作:ジェイソン・ブラム

脚本:ルーク・ドーソン、ジェレミー・スレイター

撮影:マイケル・フィモナリ

編集:マイケル・N・クニュー

音楽:サラ・シャハナー

俳優:マーク・デュプラス、オリヴィア・ワイルド、サラ・ボルジャー他

上映時間: 83分

お薦め度: ★ (4★が満点)
     



(ストーリー)

医学研究者のフランクと、

フィアンセのゾーイ、

それに彼のチームは、不可能な事に終に成功をする。

それは死んだものを生き返らせる方法を発見したのだ。

「ラザラス」と言うコードネームの血清で、

死んだ動物(犬)への実験は成功する。

しかし、その実験は事前に承認をされたものではなかった。

彼らは直ぐに研究を発表しようとするが、

彼らのボスは命令違反として、

その研究をシャットダウンしてしまう。

フランクはチームのメンバーたちを説得して、

研究室に無断で入り込み、研究を続けようとするが、

ゾーイが事故で感電死をしてしまう。

フランクは、ゾーイを生き返らせようと、

「ラザラス」の血清を彼女に注射する。

最初は何も起こらなかったが、

暫くすると彼女は生き返る。

しかし、生き返ったゾーイは、

以前の彼女ではなく、凶暴化して、フランクを始めとして、

チーム全員を一人一人殺して地獄に送り込むのであった。



(作品評価)

• “The Lazarus Effect”のラザラスとは、

日本語で”ラザロ”と呼ばれている、

ヨハネ福音書に描かれるイエスの足に

香油を塗ったマリアの兄で、

イエスのよみがえらせた男の名前である。

”エフェクト”とは、”結果”と言う意味なので、

要は「死者を蘇らせたために起ってしまった結果」

と言う事になる。


• 死んだものを蘇らせると言う作品として

一番有名なのはスティーヴン・キング原作を

1989年に映画化した「ペット・セメタリー」があるが、

この作品も同様に死んだ犬や人を

生き返らせると言う自然の摂理に反した事をすれば、

罰が当たると言う事を描いた作品。

また、この作品は1990年に作られた

「フラットライナーズ」へのオマージュと言われているが、

それにしては安直なプロットと

こけおどし的なホラーの要素で作られており、

まったく作品の筋が通らない酷い作品である。

(日本では絶対に劇場公開されないので、

まあ観る機会も無いと思われるが。)


• 製作費は約300万ドルと、

かなりの低予算ですが、アメリカの興行収入が

約2500万ドルなので、

広告宣伝費にさほど使っていないと思われるので、

小さいレベルで興行的には儲かっている作品となる。

(ビデオやテレビ売りなどもあるので。)

この様な製作費が安くて、

安直に作れるホラー作品がこれからも

作られ続けるのではないかと思う。


• 「二郎は鮨の夢を見る」で好評価を得て

脚光を浴びたデヴィッド・ゲルブ監督が、

このような酷いホラー作品を撮ったのは、

どのような意図や背景があったのか、

測り知ることは出来ないが、

もう少しまともな作品を撮って貰いたかった。





(監督・俳優・製作スタッフ等)

監督は異色ドキュメンタリー作品の

「二郎は鮨の夢を見る」で好評価を得て

脚光を浴びたデヴィッド・ゲルブ、

製作は「パラノーマル・アクティビティ」シリーズや、

「インシディアス」シリーズ、

また「ザ・パージ」シリーズと、

近年のホラー映画のヒット作を

ひとりで担ってるかのようなジェイソン・ブラム、

脚本は2008年のアメリカ版の

「シャッター」を書いたルーク・ドーソン他が担当、

撮影は2013年の「オキュラス/怨霊鏡」の

マイケル・フィモナリ、

編集は2005年の「リング2」などを

担当したマイケル・N・クニュー、

音楽は女性の作曲・演奏家で

「アイアンマン3」や「エクスペンダブル2」などの

音楽に参加したサラ・シャハナー、

出演者には研究チームの責任者役には、

映画監督・製作・脚本・俳優などのマルチタレントで、

2010年に「僕の大切な人と、

そのクソガキ」の監督・製作・脚本を担当したマーク・デュプラス、

フィアンセのゾーイ役には海外ドラマの「The O.C.」で

人気が出て来たオリヴィア・ワイルド、

研究チームで最後まで生き残り

何とか悪魔となったゾーイを

殺そうとするエヴァ役には、

2008年の「スパイダーウィックの謎」などに出演した

サラ・ボルジャーなどが出演している。




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