アメリカ人気は、“ボーン・ブロス” &"The Whispers"
Jul
3
ココナッツウオーターやケールジュースは
もう古い!
2015年の大ヒットは、
「ボーン・ブロス」だ !
そのまま日本語で訳せば、
「骨スープ」となるが、
いわば、牛肉や鶏肉の骨などを、
長時間煮出してつくった「だし汁」のこと。
普通は、ブロスをもとに、スープ、ソース、シチュー
の料理をつくるわけだが、今、流行しているのは、
「ブロスをそのまま飲む」というスタイルだ。
コラーゲンたっぷりで、ビタミンやミネラルも豊富な
温かいスープではなく、飲み物として、
「コーヒーはやめてブロスを飲もう」という動きである。
ブロスにチリや、ターメリックなどを足して
好みの味にしたり、個人の健康にあったハーブを
足すことができる。
ブロスの火付け役は、やはりセレブ達。
ファッションモデルやアスリートなど、
流行と健康に気を使う人たちが飛びついた。
女優のグイネス・パルトローは、自身のブログで
ブロスをデトックス メニューとして紹介。
バスケットボール界、スーパースター、ロサンジェルス
レイカーズのコービー・ブライアントが、好んで
毎日飲んでいるそうだ。
ニューヨークでは、
ブロス レストランやスタンドもあり、
ブロスに好みのフレーバーを入れてくれ、
気軽さと、美味しさと、超健康が大人気となった。
ブロスには、コラーゲン、カルシウム、ポタシウム、
アミノ酸などが多く含まれ、人間の骨や免疫力を
強くし、髪や肌にツヤを取り戻させる効果がある。
消化を助け、腱鞘炎、関節炎などの炎症も癒すという。
固形や缶詰になった「スープストック」や「ブロス」なら、
スーパーでも簡単に手に入るが、MSGや塩分が
含まれていないよう、内容物をチェックするよう。
アメリカでは、スープになったブロスが
パッケージに入って、手軽な価格で売られているので、
常に買い置きしておき、温めるだけで、
飲み物として摂ると良い。
これは、今流行の、「パレオ・ダイエット」の一環である。
パレオ・ダイエットとは、「始時代の祖先にならった
食生活をしよう」という、
穀類、精糖、乳製品、加工食品を避け、
代わりに、肉、野菜、木の実や種を
たっぷり食べるのである。
それでは、アメリカで人気のTV番組を紹介、
摩訶不思議な町ウェイワード・パインズへようこそ!
“The Whispers”
(米国 2015年6月1日放送開始)
日本での放送:現時点では未定だが、
必ず放送されるだろう。
ジャンル: SF・スリラー・ミステリー・ドラマ
(シーズン1、全13話)
キャスト: リリー・レーブ、
マイロ・ヴィンティミリア、
バリー・スローン、
クリステン・コノリー
放送時間: 60分(広告を含む)
お薦め度:★★★ (4★が満点)
(ストーリー)
ワシントンDC近辺に住む子供たちが、
大人たちには見えないし、
聞こえない想像上の友達だと思われる
‘ドリル“とひそひそと話しを急にするようになる。
ドリルは、室内では電気の光を通じて
子供たちに話し掛け、
説き伏せて危険なゲームをしようと言う。
アメリカ連邦捜査局(FBI)の子供の
スペシャリストであるクレア・ベニガンは、
実際ドリルの指示に従い、
母親を木の上の小屋から落下させた女の子に
何があったのかを調べる為に呼ばれる。
しかし、彼女の知らない間に、
耳の聞こえない息子のヘンリーも
ドリルと話し合っていた。
父親の軍のパイロットだったショーン・ベニガンが
死んだショックで、
ヘンリーは耳が聞こえなくなっていたのだ。
一方、アメリカ防衛局はアフリカのサハラ砂漠に
ショーンが乗っていたと思われる
ジェットファイター機が、
説明出来ないかたちで引っ掛かっている
情報を入手する。
すぐに調査官のウェス・ローレンスを派遣すると、
そこで彼が見たものは、
地質学的に説明のつかない
非常に奇妙な現象であった。
同じ頃、身体中に入れ墨を入れた
不思議な男性が発見され、
病院に入れて様子を見るものの、
その後彼は病院から居なくなる。
どうもその身元不明の人物は、
死んだと思われていたショーン・ベニガンであると思われ、
クレアは必死になって彼の後を追う。
ミステリーのパズルが徐々に集まり始め、
恐ろしい事実が形付けられて来る。
そして、終には人類の生存を掛けた
目に見えない力と戦いを始めなければならなくなる。
(監督・俳優・製作スタッフ等)
このテレビ・シリーズの脚本・企画及・クリエーター及び
製作総指揮は、ドラマ「THE KILLING~闇に
眠る美少女」(シーズン1、2011)や
「アンダー・ザ・ドーム」(シーズン1、2013)などの
脚本を担当したスー・ヒューが担当、
原作はアメリカのSF・幻想・怪奇小説家で
様々な小説が映画化されているレイ・ブラッドベリ、
製作はハリウッドきってのヒットメーカーの
スティーヴン・スピルバーグと
「ゼロアワー禁断の刻限」(2013)などの
製作総指揮をしたザック・エストリン、
監督は「レボリューション」(2012~2014、シーズン1&2)を
手始めに数々のヒットテレビ・ドラマを撮っている
チャールズ・ビーソン、
「The 100/ハンドレッド」などの監督をしたP・J・ピース、
それに「HELIX-黒い遺伝子―」などの
ブラッド・ターナー他多数が担当している。
脚本はスー・ヒューとザック・エストリン他が担当、
撮影は「タイタニック 愛と偽りの航海」
(テレビ映画、2012)などのアダム・サシツキー、
編集は「スーパーナチュラル」や
「レボリューション」などの編集を担当した
アンソニー・ピンカー他が担当、
音楽は「バタリアン4」と「バタリアン5」
(両作品とも2005)などを担当したロバート・ダンカン、
出演者には子供担当のFBI捜査官の
クレア役には「アメリカン・ホラー・ストーリー」
(シーズン1~4、2011~2015)などに
出演をしているリリー・レーブ、
行方不明となり不可解な行動をするショーン役には
「HEROES/ヒーローズ」(2006~2010)で
人気が出たマイロ・ヴィンティミリア、
「リベンジ」シリーズの
バリー・スローン、クリステン・コノリーなどが出演している。
(作品評価)
• 本テレビ・シリーズは、
企画時には「The Visitors」というタイトルで知られていた
プロジェクトだが、脚本・製作総指揮を
「アンダー・ザ・ドーム」のスー・ヒューが担当、
スティーヴン・スピルバーグ率いる
アンブリン・テレビジョンが製作を担当している作品。
因みに、最近のスピルバーグのエイリアン
侵略SF・ドラマとしては「フォーリング・スカイズ」が
あったが、どうもテレビ・シリーズなので、
SFXやVFXの規模が小さくて面白くなかった。
• また、本テレビ・シリーズは、
SFの大家であるレイ・ブラッドレイが書いた
”The Illustrated Man”の中の短編の一つである
”Zero Hour”をテレビ・シリーズがしたものであるが、
過去に1985年から1992年にアメリカで
放送された”The Ray Bradbury Theater”の
テレビ・シリーズの中の1エピソードとしても
過去に製作・放送がされている。
• 人類にとって大切な財産である子供たちを使い、
世界に破滅をもたらそうと企む姿なき、
実体のないものは一体何なのか?
現在まで13話のうち5話が放送され、
その摩訶不思議なストーリー展開に
どんどん引き込まれていってしまう。
登場人物が子供たちを中心に
話しが展開していくが、登場人物の子供たちの
演技が非常に上手く、
まったく違和感なしに物語りに入っていけます。
• 初回の視聴者数が
約570万人で、2話以降大体300万人の
前半から後半をキープしている。
短編をテレビ・ドラマ化しているので、
シーズン1で終ってしまうのか、
それともシーズン2にゴーサインが出るのか、
ちょっと微妙な感じではある。
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