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アメリカ人にとっての国旗 &映画「クーデター」レビュー

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知り合いの帰国子女(4年前に帰国、26歳)の

女性のブログの投稿記事を紹介します。



どんな国でも、国旗はみな大切にし、

国力の充実をはかっている。(略)


多くの日本人は、

日の丸を表に掲げることすら

遠慮するありさまであるが、

このような民族は、

世界中どこを探しても

見出せないと思います。。。




私が住んでいたアメリカでは、

堂々と国旗を掲げている家庭、会社が

多く見られるます。




私もアメリカで学校に通っていた時は、

鉛筆や消しゴムにも

国旗の星とストライプのデザインされており、

日頃から目にすることが多かったです。

子供たちにとっては「可愛い、かっこいい」

と思わせるデザインですが、

国民に幼い頃から、愛国心を持つように

染み込ませていたのではないかと思います。

自分も気が付いたら

アメリカ人になりたいと思う程、

アメリカ精神に

感化されていた時期がありましたが、




その後、成長すると共に、

アメリカに住んでいるからこそ、

私は日本人で、日本の国が

アメリカ以上の良いところを

沢山知ることができ、

だんだんと、

日本人としての誇りを持つようになり、

それが、不思議と、

自分自身の自信を、

持てるようになりました。




まだ私の人生の大半はアメリカで過ごし、

未だに日本の音楽、テレビ番組、小説を

読むより洋楽、英語の番組や

小説を読む方が受け入れやすく、

楽しく感じています。

アメリカで育ったことは

まだまだ私にとって大きな影響を

与えていると思いますが、

日本人としての誇りを持つ事が、

何かの力で自然に、

人生に自信と力が湧きます。




日本には、何でもあり、

何処にでも行けます。

アメリカ人さえ、つい先月までは、

国交のないキューバに行ったことが、

政府に見つかると、

罰金を支払わなくてはならなかったのです。




仕事、勉強、生活、育児に追われている

でしょうが、今一度、日本に生まれて、

日本人であることを考えると、

違う世界が開ける気がします。


<以上、K.Dさんのブログより。>




”アメリカ人は、とにかく自分の国の

国旗とか、国歌が好きだと思う。

国歌が流れると、案外、皆、

行儀の悪いヤツでも、

胸を張って、姿勢を正す。

アメリカってこういう部分もあることを

日本に、もっと知らしめてほしい。”
















出だしから最後のシーンまで

手に汗握る究極のサバイバル・アクション!

“No Escape” レビュー



(米国 2015年8月14日公開)

邦題:「クーデター」
(日本は9月5日から劇場公開をしている。)

ジャンル: アクション・サスペンス・アドベンチャー

放映時間:  1時間43分
お薦め度:  ★★★(4★が満点)





配給会社: ザ・ワインスタイン・カンパニー

製作会社:ボールド・フィルムズ

監督:ジョン・エリック・ドゥードル

製作総指揮: ゲーリー・マイケル・ウォルターズ、
ジェフリー・ストット他

製作: ドリュー・ドゥードル、
     ミシェル・リトヴァク、
     デヴィッド・ランカスター

脚本: ジョン・エリック・ドゥードル、
     ドリュー・ドゥードル

撮影: レオ・アンスタン

編集: エリオット・グリーンバーグ

音楽: マルコ・ベストラミ、
     バック・サンダース

美術(プロダクション・デザイナー):
アーヴ・グルーウォル

衣装デザイン: アニー・ブルーム

俳優: オーウェン・ウィルソン、
     レイク・ベル、
     スターリング・ジェリンズ、
   クレア・ギアー、
     ピアース・ブロスナン



(ストーリー)

東南アジアのとある国に、

ジャックはインフラ整備の

支援事業のため妻と娘2人と共に赴任する。

しかし翌朝、突如として

「外国人を殺す。捕虜はとらない。

皆殺しだ!」の怒号が街中に響き渡り、

外国人をターゲットとした

クーデターが勃発したことを知る。

暴徒による容赦なき殺戮が開始され、

外国人は次々と殺されていく。

滞在し始めたホテルも

襲撃されたジャックは、

迫り来る暴徒から妻子を守るため奔走し、

行きの飛行機の中で知り合って

現地の事情に詳しいハモンドの先導で

間一髪逃げ延びるが、

その先で途方もない現実を突きつけられる。

何故に彼らは“標的”となったのか?

極限状況下で次々と

究極の選択を迫られる。

果たして彼らは、

国境を越え逃げ切ることは出来るのであろうか?




(作品評価)

• この映画は、2006年に

タイで起こった無血軍事クーデターの際に、

タイを旅行していた

監督のジョン・エリック・ドゥードルが

着想を得て、アメリカに帰国後、

弟のドリュー・ドゥードルと

脚本を書き上げたようで、

予告編よりも本編の方が中身が

濃厚な作品は少ないのだが、

この作品は本編の方が

予告編よりも良く出来ていた作品と言える。

• 東南アジアのある国の

大統領が暗殺されるシーンと、

仕事のために主人公の

家族がその国に到着するシーンが

同時に描かれ、

翌日の朝に新聞を買いに

ホテルから街中に出た主人公が

クーデター勃発に遭遇する。

その後は、

殺しに来る暴徒の集団から

逃げて、逃げて、逃げ惑う緊迫したシーンの

連続が描かれ、走るか、隠れるか、

変装をするかの選択肢しかない

主人公と

彼の「家族の究極のサバイバル」を描いている。

• 何ら戦闘の訓練を

受けていない主人公は、

当然肉体的に強い訳ではなく、

また銃の扱いなどにも不慣れな

普通のアメリカ人の男性であり、

それでも愛する妻と娘二人の

家族全員を何とか少しでも安全な所に

避難させようともがく様が全編を

通して描かれていると言う

「家族愛」で貫かれている作品でもある。

• 外国資本と結託して国を

駄目にしたので、

クーデターを起こし、

手当たり次第に

外国人を殺していくのは理解出来る。

しかし、暴徒の集団が、

軍が所有していたと思われるヘリコプターや

戦車まで持ち出し、

同胞の自国民までも徹底的に、

それも手当たり次第に殺戮していくのは

少し解せなかった。

(クーデターの趣旨は、

徹底的に相手側を抹消する

「ジェノサイド」ではないので。)

• 東南アジアを舞台に

欧米資本で映画が作られると、

多くが内乱・クーデター・麻薬・大災害などを

テーマにしたものが多い。

例えば「危険な年」(1982、内乱)、

「キリング・フィールド」(1984、大虐殺)、

「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」(1985、麻薬)、

「ブロークダウン・パレス」(1999、麻薬)、

「インポッシブル」(2012、大災害)などなど。

• 結論的には、

少し納得のいかないところはあるものの、

作品自体は良く出来ているので、

劇場の入場料を払っても損はしない。



(監督・俳優・製作スタッフ等)

監督は

「レック/ザ・クアランティン」(2008、未公開)や

「デビル」(2011)のなどの

サスペンス・ホラー系作品を撮った

ジョン・エリック・ドゥードル監督、

製作総指揮は「セッション」(2014)や

「ナイトクローラー」(2014)などの

ヒット作の製作総指揮をした

ゲーリー・マイケル・ウォルターズや

「2ガンズ」(2013)などの

ジェフリー・ストット他が担当、

製作は監督の総ての

作品の製作を担当した

弟のドリュー・ドゥードルと

「デビル」他を担当したミシェル・リトヴァク、

それに「セッション」他を担当した

デヴィッド・ランカスター、

脚本は監督のジョン・エリック・ドゥードルと

弟のドリュー・ドゥードルが担当、

撮影は天才デザイナーを追った

ドキュメンタリー作品の

「イヴ・サンローラン」(2010)を撮った

レオ・アンスタン、

編集は「クロニクル」他、

エリオット・グリーンバーグ、

音楽は「スノーピアサー」(2013)他

を担当したマルコ・ベストラミと

「ハート・ロッカー」(2008)などの

バック・サンダース、

美術(プロダクション・デザイン)は

「アンチヴァイラル」(2012)他を担当した

アーヴ・グルーウォル、

衣装デザインはこれが初劇場用作品となる

アニー・ブルーム、

主演のジャック役には

「エネミー・ライン」(2001)で

映画初主演を果たし、

また盟友である

ウェス・アンダーソン監督とは

「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」や

「ライフ・アクアティック」でも

コンビを組んでいるオーウェン・ウィルソン、

妻のアニー役には

「ミリオンダラー・アーム」などのレイク・ベル、

ジャックの家族を何度も

窮地から救う正体不明の

ハモンド役には

5代目007ジェームズ・ボンド役で

4本の作品に主演したピアース・ブロスナン、

ジャックの上の娘役には

「ワールド・ウォーZ」でも

ブラピの娘役のスターリング・ジェリンズが出演。











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bokushi
Commented by bokushi
Posted at 2015-09-16 11:14

私も、サミーさんのお友達に同感同意です。
私も日本に住んでいた時は、日本人である自分に誇りはなかったし、日本が好きではありませんでした。今は、アメリカの愛国心に感化され、日本を愛しています。
戦後の教育が私たち日本人の骨を抜き去ったのでしょう。
若い学生さんにあうと、日本の素晴らしさを教え、愛国心を持つように勧めている毎日です。

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cinema
Commented by cinema
Posted at 2015-09-16 16:58

それは、良いことをされてはります。 特に我々のように海外在住者が言うと、今一度、日本と自分ということを考える機会を与えられるでしょう。

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