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おだやかに機嫌よく過ごす

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仕事や人間関係でイライラ・ザワザワすることはありませんか。
なぜそうした気持ちが生まれるのでしょうか。

人が悲しくなったり怒ったりするのは
自分が想定していることと違うことが起きているからです。

では自分の想定とはなんでしょうか。
それは脳の使い方です。
脳の使い方はひとそれぞれに傾向があります。
それを視覚化するものが「脳傾向診断」です。

これを使って、ご自身の考え方の傾向をお手伝いをします。
自分の考え方を傾向を知ることで、なぜいま自分がこのような感情でいるのかに気づくことができます。

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自分と他者を比較しない

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自分と他者を比較しない

昔は、風邪で少しぐらい熱があっても
会社を休めない空気がありました。

会社の仕事は
従業員の健康より
優先すべきものなんだと。

いま思えば信じられませんが
実際に熱があるのに出社して
冷えピタを額に貼って
仕事をしている先輩がいました。

熱があっても会社に来るのは
会社に対してロイヤリティを示す代わりに
会社も従業員の面倒を
一生みてくれるという
保障ができた時代背景もありました。

いまは違います。

会社が従業員の一生を保障できるほどの
安定を担保できませんし

健康状態が良くない状態で
無理に仕事をしても
パフォーマンスが上がらない。

ならば早く休んで治すべきという
合理的な考え方も浸透しています。

なのですが
しんどい思いをしてきた
若い頃の自分と
いまの人を比較してしまうと
心が穏やかでなくなります。

俺の若いときは
熱ぐらいあっても出社したもんだ。
いまの若いやつは恵まれてるな。

恵まれていない人は
恵まれている人を嫉妬する。

これはどうしようもない心理ですが
自分と他者を比較すると
そうなってしまうのです。

そういうときは
自分の現在と過去を比較してみましょう。

そして
未来の自分はどんな
価値観を持つようになるのか。

他者と比較して
ストレスを抱えるよりも
自分の過去と現在、現在と未来を
比較すると良いと思います。

過去の自分より
アップデートされている
価値観があるはずです。



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質問の仕方を教える

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質問の仕方を教える

マネジャがあれこれ忙しくしているときに
部下から質問があることがあります。

自分で調べてわかることであれば
いまそんなこと聞くなよと
おだやかな気持ちでいられなくなるときがあります。

その一方で
質問をしないで
ずっと自分のなかで考えて考えて
仕事が進んでいない部下もいます。
これも困る。

そこで止まってるぐらいなら
ちゃんと質問してよ
と言いたくなります。

どちらにしても
心おだやかではいられない。

言われた部下としても
質問すれば怒られるし
質問せずに考えていてもも怒られる
理不尽だなと思うかもしれません。

これについては

「相手の時間を奪う質問」と
「相手から学ぼうとする質問」

との違いを
教えてあげなくてはなりません。

自分が調べるのが面倒だったり
時間を短縮するための質問は
上司を検索エンジンの代わりに使うことです。

これは上司の貴重なリソースを
使うことになります。

そうではなくて
上司から学ぼうとする質問。

自分はいま
こういうことで行き詰まっているけれど
どういう考え方をされたんですか。

というように
相手から学ぼうとする姿勢。

これがある質問については
この人の成長のために
一緒に考えようかという
気持ちになります。

質問をするときの姿勢について
こういうことだったら
遠慮なく自分を使ってくれ

ただし上司はなんでも知っているわけではないし
検索エンジンではないからね。

ということを
普段からのコミュニーションで
伝えておくと良いと思います。




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期待ではなく希望を持つ

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期待ではなく希望を持つ

期待していたのに期待はずれだったと
感じたことはありませんか。

人に期待することは
悪いことではありませんが
期待通りにいかなかったときには
ネガティブな感情にとらわれやすいです。

こんなはずではなかったのに、と。


「期待」とは、
こうなったらいいなという出来事を予測し
それをあてにして
その通りになることを待つことです。

他者に期待するということは
他者の行動によってなされる
結果を待つということです。

つまり「期待する」とは
結局他者の行動次第ということです。

すなわち
期待をしている自分自身の
主体性が発揮されていないことになります。

自分が主体的であるためには
期待ではなく
「希望」を持つことです。

「希望」とは
願いを望むわけですから
完全に相手任せではなく
自ら応援をしにいったり
自分ができることを探したりできます。

「期待」はうまくいかないと外れます。
「希望」はうまくいかないと失います。

「期待」が外れるかどうかは
他人任せですが、
希望を失うかどうかは
自分の選択次第です。

期待は
文字通り待つことでしかありませんが

希望を持っていれば
未来のイメージが好きなようにできるし
打てる手を探し続けることができます。

ちょっとした言葉の違いですが
期待するのではなく
希望を持つという感覚を持っていると
心のありようが違ってきます。


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人を育成するということ

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人を育成するということ

山本五十六の名言があります。

やってみせ
言ってきかせてさせてみて
褒めてやらねば
人は動かじ

これにさらに続きがあります。

話し合い
耳を傾け承認し
まかせてやらねば
人は育たず

傾聴し承認することの
重要さを言っています。

さらにもうひとつ。

やっている姿を
感謝で見守って
信頼せねば
人は実らず

これも素晴らしい言葉です。

人材育成のために
投資と称して階層研修が実施され
受講を義務付けられる会社もあります。

研修を企画して
一生懸命運用している教育担当者には
申し訳ないのですが

率直に言うと
座学だけで人は育ちません。

やはり
「させてみて」というように
実践させる姿勢。

「話し合い」
「耳を傾け」
「承認し」

というように

対話をして
傾聴して
承認するという姿勢。

そして

「感謝して」
「見守る」

という感謝の姿勢。

人を育成する立場の人が意識する
姿勢というのはこういうことなのだと

改めて
山本五十六元帥の思想に
感服する次第です。



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報酬を求めない

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報酬を求めない

一生けん命尽くしたのに
なにも反応がなかったとします。

そのときにどんな感情が湧くでしょうか。

「せっかくやってあげたのに」

といったネガティブな感情が
生まれたとしたら
それは見返りを求めていたということです。

好意をもっている女性にプレゼントをしても
思ったような反応が得られないとがっかりします。

これは自分がプレゼントを提供することで
相手から好意をもってもらえるであろうという
報酬を期待しているためです。

なにかを提供したときに
その報酬があって初めて心が満たされるという条件。

これは相手の反応に
依拠していることになります。

自分の感情が
相手の反応に依拠するのは
主体的な生き方ではありません。

相手がどう反応しようと

「自分がやりたいからやっている」

という人は
相手の反応に左右されません。

自分の行動に
報酬を求めても求めなくとも
人のためになる行動としては同じことなので
その価値は一緒なのですが

少なくとも

「自分がやりたくてやっている」

という主体性があれば

相手がどうあろうと
自分の感情がぶれることなく
おだやかな気持ちでいられるのでは
ないかと思うのです。


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挑戦と不安

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挑戦と不安

挑戦するということは
今までやったことのないことや
過去にうまくいかなかったことに
取り組むことです。

そして
挑戦につきものなのが
不安と失敗です。

過去に実行して
うまくいったことをそのままなぞるときは
特に不安は感じませんが

確実でないものに対しては
人は不安感を持つものです。

ということは
挑戦しているときに現れた不安は
挑戦しているからこそ
生まれてくるものです。

その不安は挑戦しているからこそ
得られる感情です。

過去に経験がないことをやろうとすれば
必ず失敗や予想外のエラーが発生します。

失敗やエラーは挑戦した数だけあります。

つまり
エラーや失敗は
挑戦をした証でもあります。

そのエラーや失敗は
どうしたら前に進めるのか
それを考えるための材料になります。

いずれも自分が前に進むために
必要な出来事です。

挑戦や失敗なくしては
成長はありません。

挑戦に伴う
不安な感情は
自分が成長するために必要な
感情だと受け止めてみましょう。



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自分ごととして捉える

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自分ごととして捉える

私は人事の仕事をしているのですが

「職場環境調査」という名目で
いろんな部署の管理職から
話を聴く機会があります。

そのときに
会社の問題点を指摘する人が
少なからずいます。

この会社は自律的に動ける人材がいない
この会社は指示待ち人間が多い
この会社は人材を育成する仕組みがない

こうした場合、承認・共感します。
そうですか。
そういう問題意識をお持ちなんですね。

その一方で
目の前にいる人材が
自律的に動けない人であるとしたら

その人に対して
あなたはどのように対応しますかと
問うてみます。

問題が自分の外にあると認識していると
自分では対処せずに
その環境を嘆くだけですが

自分ごととして捉えると
なにをすべきかが見えてきます。

問題だと思ったら
それを解決するために
何がどうなったらよいのか
そのためにどういう手を打てばよいのか

なにも会社全体を
変えようとしなくて良いのです。

目の前にいる人に
自律的に動いてもらうためには
どうすればよいかを考えるだけです。

考えてもわからなければ
ネット上で参考記事を探しても良いですし
他部門のマネジャや
上位のマネジャに意見を求めるのもありでしょう。
参照できる例はいくらでもあります。

なにかできることがあるはずです。
うまくいくかどうかわからないが
やってみることです。

できていないことをいくら嘆いても
なにも変わりませんが
その問題を自分自身の問題として
向き合って取り組んでみると
必ずなにかが変わります。

たったひとしずくの水であっても
ひと粒の砂を洗い落とすことができます。

そんな体験を重ねていくと
自分の成長にもつながりますし
いつか大きな成果を生むことに
つながるのではないかと思います。


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自分の感情を放置しない

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自分の感情を放置しない

童謡『ぞうさん』を作曲した
作曲家の團伊玖磨さんがエッセイのなかで

『自分は工事現場の近くであろうが
踏切の近くであろうが作曲できる』

という内容のことが書いてありました。

さらに
『自分は環境に影響されるようなアマチュアではない』

という言葉が心に残りました。


これを読んだのは
中学生のころでしたが
プロは環境を言い訳にしないものなのだなと思いました。

その後、自分も社会人になって
仕事をするようになってから

どんな環境であっても
成果は出さなければならないと
思っていました。

サラリーマンも
仕事で対価を得ているプロであるからです。

サラリーマンは
なかなか自分で仕事を選ぶことはできませんし
部門や上司も選ぶこともできません。

やる気がおきない
気が進まない
仕事に興味が持てない

人間ですから環境によって
そんな気持ちになることがあります。

ですが、モチベーションが高かろうが低かろうが
対価を得ている以上は
一定の成果を出さなくてはならない。

こんな考え方で仕事をしてきました。

ところがこれを続けていると
心が疲弊するというか
麻痺してくるんですね。

挙句の果てに
自分の身体がコントロールできない
感覚がやってくる。

朝起きると
疲労感が強くて
身体が動かない状態です。

それでも無理に起きて
出社したものの
人の話は耳に入ってこないし
腕がとにかく重くて上がらないしで

会社を抜けて
営業車のなかで横になっていました。

どうも尋常ではないなと思って
病院に行ったところ
「うつ病」と診断されました。

投薬しながら
しばらく休んで
幸いにも寛解したのですが

このときの反省は
感情を放置してはいけない
というものでした。

辛いなら辛い
やる気が起きないなら起きない
悲しいなら悲しい
頭にきたなら頭にきた

その感情を
放置しないことです。

周辺にいるひとに
そういった話をするのは
自分の弱みを見せるようで
嫌だなという気持ちがあったのですが

いったん自分の感情を
切り離すためにも
誰かに言えばよかったなと
いまにして思います。

逆に身近な人だからこそ
話しにくいこともあると思いますが

そういうときは
利害関係のない第三者に
思い切り感情を吐き出すことを
試してみると良いと思います。

これをやることで
自分の感情をいったん切り離して
俯瞰することができます。

そしてそれをどう受け止めるかを
考えることができます。

自分の感情はそのままにしておかないことです。




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ビジョンの解像度を上げる

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ビジョンの解像度を上げる

「夢」とは

実現するかどうかわからないけれど
こうなればいいなという思いです。


「ビジョン」=Visionは

その言葉の通り
映像として認識できるイメージです。

つまり「ビジョン」は
ぼやっとしていては見えてきません。
解像度が高くする必要があります。

アメリカの大統領ジョン・F・ケネディが
1961年に掲げた

「10年以内に人間を月に着陸させ、安全に地球に帰還させる」

というビジョン。
これは解像度が高いですね。

この演説をしたときに
ケネディ大統領が
どのくらいの実現可能性を
想定していたのかわかりませんが

このときは
宇宙開発ではソ連が先行していました。

同じころ
アメリカでは大気圏に突入したときに
耐えられるロケットの壁面素材も
開発できていなかったそうです。

それでも
このビジョンのおかげで
アメリカの科学者が

「やってやろうじゃないか」

と奮い立ち
実際に実現させたわけです。

これが

「宇宙開発技術を向上させ、人類の平和に資する」

といった抽象的な
メッセージであったとしたら

人類が月に着陸するという偉業は
実現できたでしょうか。

月面に立つというイメージが
関係者の間で解像度高く
共有できていたからこそ

実現のために
何が足りないのかが明確になり
打ち手も明確になるわけです。

仕事でも
実現したいことがあると思います。

たとえば
「若手人材の育成」といった抽象的なお題目では
なにをどうしたらよいか
打ち手のイメージができません。

若手って何歳?
育成ってどういうこと?
育成した結果どうなるといいの?

これを

「新卒で入社した社員を10年以内に管理職に昇進させる」

といったビジョンに置き換えると

ここ数年で入ってきた
新卒入社の面々の顔が思い浮かび

彼らが管理職になるには

なにが足りなくて
なにを教育し
どんな経験をさせるか

といったことが
具体的に議論できるようになります。

ビジョンを掲げるのなら
解像度を高くして
具体性を伴うことが大切です。


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自分を外から変えてみる

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自分を外から変えてみる

自分がネガティブな精神状態のとき
周囲からどう見えているでしょうか。

・口角が下がり暗い表情
・口数が少なくなる
・視線は下を向きがち
・背筋が丸まっている

逆に
ポジティブな精神状態のときは
どうでしょうか。

・よく笑う
・晴れやかな表情
・ポジティブな言葉を発する
・冗談を言う
・目に力がある
・胸を張って堂々としている

いちがいにこの通りではないかもしれませんが
ネガティブな精神状態と
ポジティブな精神状態で
見た目がぜんぜん変わらないという人は
いないと思います。

ネガティブな状況に陥ったときは
その状況をなんとかしようと考えるよりも
自分の良いときの表情や姿勢を
再現してみると良いです。

多少、無理をしてでも
表情を明るく
ポジティブな言葉を発し
目に力を入れて遠くを見て、
胸を張って堂々としてみる。

自分を外から変えると
意識の焦点が変わります。

意識の焦点が変わると
ネガティブな状況を
解決できる手段やアドバイスを
引き寄せやすくなります。

もし精神状態がネガティブであれば
自分の表情や姿勢が
どうなっているかを意識して
良い状態を再現することを
ぜひお試しください。


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