生命誕生の始まりの期間を、
日々、
診させていただいています。
いつも、
すべての命が育ってくれるように、
祈らずにはいられません。
しかし、
現実の臨床現場では、
死と直面すること
が、
稀ではないのです。
生命が誕生するということは
奇跡のようなものだ
と、実感しています。
なぜなら、
卵(精子と卵子が出会ってできた受精卵)には、
避けることのできない
卵の質(運命的な染色体異常)の問題もあり、
また、
母体から見て
半分は異物であるという問題もあるのですから。
ここで、
ある患者さんからのメールの一部をご紹介させてください。
「 息子をお腹に授かり、
半年で息子は短い生涯を終え
お空にかえっていきました。
命とこんなにも真剣に向きあったことはありません。
そしてこれからも向き合い続けるんだろうと。
『ママは、あなたと過ごした日々が何より大切で幸せでした。』
あたりまえのことなんて何ひとつないんだと、
気づかせてくれました。
今ある幸せ、旦那さん、父、母、周りの人達に感謝して
私は少しずつでも
前に進めたらって思います。 」
心から応援しています。
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Posted at 2013-09-12 02:41
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