Search Bloguru posts

286. 第8回「青クリの会」のご報告

thread
286. 第8回「青クリの会」... 286. 第8回「青クリの会」...
2014年6月7日(土曜日)12時15分より16時頃まで、
第8回「青クリの会」を開催しました。

今回の参加者は約50名でした。
遠方から、ご夫婦での参加者が多く、
また、着床障害の方が約3割いらっしゃいました。


今回は講演時間を90分と長くしましたので、

妊娠の成立と維持の破たんの機序について、
生殖免疫学的な視点
からも詳しくお話ししました。


ポイントは、
子宮の中で育てる赤ちゃんの細胞は、
半分は自分ですからよく似ていますが、
半分は旦那さんですから半分異物でもある
ということです。

よく似ている細胞が子宮の中の免疫細胞を刺激したとき、
自分の部分に対しても反応してしまうと、
自己に向かう抗体(抗リン脂質抗体等)を作ってしまい、
子宮の中の血液の流れが一部止まり、
育たないのです。

また、
半分異物でもある細胞は
ほど良く子宮の中の細胞を刺激して
情報交換をしながら育っている(免疫学的妊娠維持機構)のに、
刺激への反応が弱いか強すぎると、
育たないのです。


さらに、
ストレスによる過剰な不安と緊張が
子宮内のラセン動脈を細くしてしまい、
子宮内が低酸素状態になってしまうため、
育たない
という仕組みもお話ししました。


講演の後の質疑応答では、
7名ぐらいの方から実際的なご質問をいただきました。

また、個別相談では、
10名ぐらいの方からのご相談を受けました。


次回はもっと「助けになる会」でありますよう、
スタッフ一同がんばっていきます。

#ブログ

People Who Wowed This Post

  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account
Commenting on this post has been disabled.
Happy
Sad
Surprise