100. 20年前の自分と20年後の自分
Oct
10
20年後はほぼ80歳、
20年後まだ生きているのかな。
20年後はどうなっているのかな。
ところで、20年前のことはよく覚えています。
昨日のことのようにです。
20年前、1990年には、シカゴで学会があり、
初めてアメリカの生殖免疫学会で座長を務めました。
シアーズタワーから見下ろしたシカゴの夜景が
宝石のじゅうたんを敷き詰めたようにきれいでした。
1989年にはドイツで8月に国際生殖免疫学会があり、
発表後、ドイツの研究医の案内で初めてハイデルベルグ城を
観光しました。その翌月に東西ドイツが統合されたのです。
1991年には湾岸戦争。
1992年には、ローマで国際生殖免疫学会があり、
「不育症と抗リン脂質抗体」という演題で招請講演しました。
このように約20年前は、本当に研究中心の生活でした。
自分のこれまでの人生を振り返ってみると、
約20歳までの自分、
約40歳までの自分、
そして、
約60歳までの自分の人生の時間が、
約20年毎に、
加速度的に速く、
通り過ぎていってしまいました。
それこそ本当にアッという間の出来事でした。
たぶん、これからの20年は
人生の第4ピリオドとして、
もっと速く回転していくのでしょう。
その時間が私に残された最後のピリオドと思っています。
人生は本当に短いですよ。
日々の日常に、
何か自分なりの
「 わ ず か な 達 成 感 」
「 生 き て い る 実 感 」
「 小 さ な 幸 せ 」
を感じ取ってみてください。
私はそうしています。
それを意識して感じることができたとき、
あなたの心が今までより、
少し豊かになるはずです。
Posted at 2010-10-10 16:29
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