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木村兼光刀匠と彼の作品前にて
小宮國天刀匠と彼の作品前にて
日本刀との出会いは、大学卒業時に遡ります。大学近くにあった研師の処で国宝級の刀3振が研ぎ上がり、観に来ませんかという誘いが留学生にあり一緒についていったのが始まりでした。
研ぎ上りで、拵や柄から外されて刀身だけになって置かれている刀を作法も知らない若造の私が、手に持って鑑賞(?)する機会を持てました。その時に身体中に電気のようなものが走る感動を覚えています。これが武器?それ以上に荘厳というか凛としたというか何とも言えない美しさに惹かれました。
その後に庭先で披露された試斬も見学。少林寺拳法を始めたばかりの頃でしたが、いつか居合も習ってみたいなぁと漠然と思ったことを覚えています。居合を始めたのは40歳過ぎてから。その経緯はまた別の機会として、再び日本刀に出会うのがなんとシアトルでした。(中略)として、そこで知ったのが伝統工芸の存続の危機! 若手職人が生活できない状況でこれから多くの工芸品の伝承が消滅していくだろうという危機的な状況を日本刀然り、通じて知ることでその分岐点に生きる世代として何が出来るだろう?と自問自答。
だったら黒船作ろう!若手を支えて海外に訴求しようと思いブログなどで文化風習など紹介したり、シアトルでイベント開催始めたのがもう5年以上前でしょうか。そして、地道にSNSなども通じてネットワーキング。日本に戻る機会に実際に会いに行ったりして牛歩のごとくですが、会ってなんぼの世界で自分のそうした考え、情熱を語ってきました。
今回は、北九州の博物館であった日本刀展に足を運ぶ時間が出来て、二人の若手刀匠に会ってきました。これから彼らと何が出来るかというか、何を共創していけるかが楽しみです。
彼らのブログはこちらをクリックしてみてください
木村兼光ブログ
小宮國天ブログ
地元のニュースサイト、JUNGLE CITYに取り上げていただけました。
下記、クリックしてみてください。
記事にジャンプします。
シアトルで少林寺拳法! カリフォルニア州サンマテオの世界大会へ
仕事以外のライフワークの一つです。
新山口駅の通路
怒涛のごとく移動だけでも忙しかった3月も桜の開花宣言を聞き出したここ日本でちょっと小休止。
初フランス、イタリアの旅で思い出したのが、小学校卒業文集に書いた将来の夢でした。それは「外交官になりたい」今のように外の情報といえば、日曜日の朝にパンナム提供の「兼高かおる世界の旅」や短波ラジオ放送くらい。田舎育ちの僕は、広い世界を観てみたいと思う子供でした。商店街育ちとしては、商売のためにどこそこの息子とどこに行ってもわかるというか言われる事に息苦しさも感じていたのかも。
そして、その夢は大学3年まで持っていたのですが、留学中の貧乏旅行やキャンパスライフで感じたのが、外交官だけが全てではない。民間人ひとりひとりが立派な外交官だという事でした。それを思い出すパリやミラノでの親切な人々。
小雨の寒いバス停で出勤途中で急いでいるのにスマホでバスの乗り換えを調べてくれたパリジェンヌ。ミラノで降りるバス停わからず乗っていたら、席からわざわざ出て来て、ここで降りろと教えてくれた運転手などなど。
学生時代、外交官から一挙に国際ビジネスに世界に縁があって飛び込んで今の自分があります。そういう想いもあるからか、武術を通して民間外交のモノマネみたいなボランティアを続けています。その思いが今度は日本刀のような伝統工芸存続に想いが広がりつつあるのですが、現実は遅々として進まず・・・でも諦めず、凡庸に続けるだけかと。
なぜ続けるのか?なぜ続くのか?
それは、想いというか情熱でしょうね。
簡単にいうと結婚生活と同じではないでしょうか(笑)
ふるさとはそんな裸の自分というか幼い頃を思い出させる不思議な力を持っていますね。
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