「読書をお金に換える技術」千田琢哉 著
を読んでいて印象に残る言葉に出会いました。
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そもそも「忘れないようにしなければ」と
意識しなければならないようなことは、
あなたにとってたいして重要なことではないのだ。
忘れたくても忘れられないことが、
あなたにとって重要なことなのだ。
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もちろん、仕事や誰かとの約束やテスト勉強は
「忘れないようにしなければ」と意識が必要なので
一概に全部が全部そうとは言えません。
でもよく考えると「忘れないようにしなければ」と
意識しなければならないようなことって
確かに自分にとってたいして重要じゃないのかも。
重要じゃないというか、重要だと思えない
という言い方の方がしっくりくる気がします。
じゃあ逆に「あなたにとって重要」という
忘れたくても忘れられないことはどうでしょう?
「忘れたい=忘れてもいい」ということなので
重要じゃないはずなのに、忘れられない。
「くだらないな~」と思う些細なことに限って
忘れたくても忘れられないんですよね。
一体なぜ?と考えていて思い出したのが
「意識」と「無意識」でした。
人間が考えることや行動を決めるのは
95%前後が無意識なんだそうです。
無意識は自分でコントロールできないので
忘れたくても忘れられないことになります。
じゃあその無意識ってどうやって形成されるか。
それは先天的な人間の本能だけでなく
後天的なその人の経験によるものもあります。
「人と違って自分だけ」忘れられないことは
おそらく今までの人生で何か影響を受けてきたもの。
より良く生きるために無意識が忘れさせないもの。
だとしたら忘れないことを大事にしてあげた方が良い。
それでもどうしても忘れたいと思ったら、
過去の経験を遡ってみましょう。
何か無意識に影響することが起こっているかも。
そういうことに限って、実は忘れない方が良くて
実は大事にしたいことだったりします。
思い出せない、うまく言葉にできない
そんな時はコーチやカウンセラーに
話を聴いてもらうことをオススメ。
あなたの話を否定せず評価もせず、
大切に聴いてもらえます。
皆さんにとって重要なことが何なのか
見つかるよう応援すると共に
僕も自分のことについて誰かに話してみます。