「Coaching for Leadership Agility for Today’s World.」
組織の成功を左右するリーダーシップとは?~現代を生きるリーダーに向けたコーチングの極意
というタイトルで、世界的なエグゼクティブ・コーチ、メンターで医師の免許も持つJeffrey W Hull, PhD先生の講演を聞きました。
リーダーを測定する評価軸は過去から様々なものが語られてきましたが、Jeffrey先生が今回提案したのは、柔軟性、意志力、感情、真正性、協調性、積極的関与です。数多くのエグゼクティブをコーチングしてきた結果、多くのリーダーが語ってきた評価軸この6つに集約されるとのことです。それぞれに両極の評価があり、自分がどのタイプに当てはまるかを認識します。
例えば柔軟性ならば、権威主義的なのか、合意形成主義なのか、マルチタスクが得意なのか、一点集中型なのか、断定的宣言的なのか、探求型なのか。柔軟性を形成する3つの要素に分解し、自分がどんなタイプのリーダーなのかを認識していきます。
もちろん、これはどちらが優れているということではなく、それぞれに一長一短があるわけです。重要なことは、自分のリーダーとしての特性を認識し、柔軟に対応することだそうです。