フィードバック、、なんか重い響きですね。
フィードバックを受ける方もそうなんですが、マネージャーとしてフィードバックする側もワクワクするもんではないです。
正直・・・
本来フィードバックは現在の立ち位置や、過去の行動について、どう映ったかを鏡のようにそのまま本人に伝えることです。自分には把握しづらい客観的な自分の状態を知ることで、目標への軌道修正をすることを目的としています。
ですから、本当は未来に向かってワクワクすべきものです。
しかし、現実はどうですか?・・・厳しく評価をうけたって感じがしませんか。
だいたい「ワクワク」って”すべき”と思ってするもんじゃないですよね。
実際、一部の調査ではフィードバックが期待ほど良い効果を上げていないという報告もあるそうです。
そこで、注目されているのがフィードフォワードです。
理想とする未来の自分になるために、他者から役に立ちそうなことを2つ提案をもらいます。提案に対しては、一切批判をせず、ただ感謝して終わります。良いと思った提案はすぐ行動に移します。
この時必ず守る約束事は二つ
・他者から提案をもらうこと。
・批判をせず感謝して終わることです。
理由は、自分で考えると、自分の前提を突き破れないから、
お礼し、批判をしないのも、自分の固定概念を捨てるためです。
これはフィードフォワードを受けた本人のみならず、チーム全体にも未来に向かって前向きな影響を与えます。本人にとっても自分の理想を叶えるだけでなく、応援してくれる味方を増やしていくことにもなります。
フィードフォワードが有効である理由を、提唱者のマーシャル・ゴールドスミス先生が著書の中で10個挙げています。
僭越ながら、自分なりに2つにまとめてみます。
・未来は変えられる
・ネガティブなフィードバック、批判で「間違っていること」を指摘されるより、未来に向かって「正しいこと」を手助けされる方が生産的
いかがでしょうか。
コーチングで活用するときは、自分自身はフィードフォワードをせず、同僚のどなたかから提案をもらってくるようお願いしています。アドバイスになってしまうからです。
マネージャーの皆様もフィードバックに疲れたら、フィードフォワードも取り入れてみませんか。
Good Time Coaching
後藤良介
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