生活習慣病管理料が、2024年の診療報酬改定で設定され、脂質異常症、高血圧、糖尿病の診療に関しては、要件を満たす医療機関で算定できることとなりました。
要件の中には、患者ごとに療養計画書を策定し、丁寧なコミュニケーションをとることが含まれています。一方電子カルテ情報共有サービスを利用している場合は療養計画書の血液検査項目の記載を不要としています。
患者さんとの対話、コミュニケーションは充実する一方、不要な事務作業はDXによって簡略化されていく方向です。
これまでも、令和4年度もかかりつけ薬剤師の服薬管理指導料の設定など、医療者と患者さんのコミュニケーションは改定の度に重要視されてきています。
多くの患者さんを診療する中で、いかにコミュニケーションの時間を確保するか、あるいは限られた時間でどうすれば質の高いコミュニケーションが担保できるのか、
課題になってきています
近い将来、コミュニケーションも医療の質の一つとして、大きく注目されてくるように思います。
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後藤良介
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