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posted 2020-07-26 00:52
ドクター青木の不育症・着床障害ブログ
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Dr.Aoki
細菌やウイルスに感染した場合、 感染を防ぐために、 炎症反応が起こります。 実は、 感染そのものによる流産は それほど多くありません。 そうではなく、 感染により炎症反応が 起こりますが、 炎症反応の中の 免疫細胞が「過剰に反応」して、 炎症性サイトカインを 大量に放出することが、 流産、着床障害を...
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posted 2020-03-16 17:24
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Dr.Aoki
細菌やウイルスが体に侵入する(感染)と、 免疫細胞が炎症性サイトカインという 異物攻撃物質を放出します。 (胚細胞、胎児由来細胞は半分異物) 最近、 慢性子宮内膜炎の検査として、 細菌の遺伝子を調べる高額な検査が ありますが、 抗生物質治療しても、 炎症性サイトカインが問題ですから、 炎症性サイトカ...
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posted 2018-09-06 17:27
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Dr.Aoki
最近、慢性子宮内膜炎の検査として、 スペイン企業によるEMMA,ALICE という遺伝子検査が行われています。 善玉菌の乳酸菌等と、 病原菌の割合が 遺伝子レベルでわかるのです。 細菌叢の子宮内膜の環境が わかるので、 有益と考えられますが、 病原菌の感染による 着床障害、不育症の根本の原因は、 主...
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posted 2018-07-31 23:39
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Dr.Aoki
最近、 慢性子宮内膜炎が 一つの話題になっています。 そのきっかけの一つが、 ブログNo.541で紹介した論文です。 子宮内膜液の遺伝子検査で、 無症状の人の子宮内膜にも 細菌が存在しているという内容には 驚きました。 膣内に細菌がいることは 教科書レベルではっきりしています。 そのほとんどが病原性...
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posted 2018-02-22 16:21
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Dr.Aoki
子宮内膜液の 遺伝子検査により、 子宮内にも細菌叢があり、 その多くが乳酸菌の ラクトバチルスであったとのことです。 ヒトの体にはヒトの細胞と同じくらいの 細菌が住んでいるらしく、 ほとんどが善玉菌(乳酸菌)です。 35人の不妊症患者さんの検査で、 子宮内膜液中の ラクトバチルス細菌叢が 90%以下...
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posted 2017-12-24 16:21
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Dr.Aoki
「無菌性炎症」 って 聞いたことありますか? 普通は、 ウイルスや細菌などの感染によって 炎症が起こるのですが、 外部からの感染ではなく、 たとえば、 子宮内膜の機械的な傷に対して、 アレルギー的に炎症が起こった 場合のことを言います。 その 「無菌性炎症」 が 流産を引き起こす ということが 報告...
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posted 2017-10-26 01:45
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Dr.Aoki
不妊症の大きな原因に卵管閉鎖があります。 クラミジアなどのよる炎症が原因で、 卵管が詰まってしまうのです。 卵管は卵巣から排卵する卵子と、 膣・子宮腔から来る精子と出会う場所です。 そこが完全に詰まれば受精できません。 その場合、体外受精した受精卵を 子宮に移植することになるのですが、 何回移植して...