-
posted 2021-05-16 22:32
ドクター青木の不育症・着床障害ブログ
by
Dr.Aoki
過去のブログのなかで、 不育症、着床障害と甲状腺ホルモン の関わりの関する記事を まとめてみました。 下記の #甲状腺 をクリックしてください。...
-
posted 2021-05-04 21:06
ドクター青木の不育症・着床障害ブログ
by
Dr.Aoki
甲状腺ホルモンは、 子宮内膜の脱落膜化を促進している という報告が2020年にありました。 (Endocrinology 2020; 161: bqaa049) 子宮内膜がうまく脱落膜化することは、 着床、妊娠維持に最も大切なことなのです。 従来から、 子宮内膜の脱落膜化には、 卵巣から分泌される ...
-
posted 2021-04-25 22:46
ドクター青木の不育症・着床障害ブログ
by
Dr.Aoki
受精卵は子宮内膜に接着すると、 胎盤になる細胞から、 hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン) というホルモンを産生します。 hCGは、卵巣を刺激して、 妊娠維持のために 黄体ホルモンの産生を促します。 同時に、 hCGは、甲状腺も刺激して、 甲状腺ホルモンの産生も 促しているのです。 実際、 正常妊娠...
-
posted 2021-04-07 21:16
ドクター青木の不育症・着床障害ブログ
by
Dr.Aoki
正常な妊娠を維持するためには、 特別な甲状腺機能の管理 が必要です。 ただ肝心な甲状腺検査の値が 世界的に、施設間で多少違うため、 問題でしたが、 今回4月より、日本でも標準化が 開始されました。 生殖医療下の妊娠13週までの 妊娠維持にとっては、 TSHが2.5μIU/mL以下か、 妊娠初期特有の...
-
posted 2021-03-31 17:47
ドクター青木の不育症・着床障害ブログ
by
Dr.Aoki
2021年4月より、 施設間での甲状腺検査値の違いを 補正するため、 日本全国での調整が行われます。 日本人成人(20~60歳)の 甲状腺刺激ホルモン(TSH)の 基準値は、 IFCC標準化対応用の試薬検査での 試験例数120検体により、 0. 61~4.23 mIU/L に変更されました。 甲状腺...
-
posted 2019-09-13 22:58
ドクター青木の不育症・着床障害ブログ
by
Dr.Aoki
甲状腺薬により治療していても 流産を繰り返されている方が よく来院されています。 そのような方は、 過去の甲状腺機能低下期間により、 潜在性高プロラクチン血症 になっていたり、 同種免疫異常 になっていたり、 ストレスに弱く、 抑うつ状態になっていたり することが稀ではありません。 過去の甲状腺ホル...
-
posted 2019-09-07 00:21
ドクター青木の不育症・着床障害ブログ
by
Dr.Aoki
流産の原因のひとつに 甲状腺機能低下症があります。 その検査の多くの基準値は、 TSH値が0.5~5.0となっています。 しかし、流産予防のため、 TSH値が2.5以上のときは、 妊娠前から 甲状腺の薬を飲み、 TSH値を2.5未満にすることが 海外で推奨されています。 (米国内分泌学会ガイドライン...