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今日、横浜に向かう電車で見た光景、
時代が変わったことを改めて感じました。
昼過ぎのすいた電車に乗り込んできた学生服の6人組が
私の前の席に並んで座りました。
乗っていたふた駅の間、互いにひと言もしゃべらず、
それぞれが携帯電話を操作していました。
目もあわせず、ただ画面を見ている姿は
奇妙で、携帯電話に管理されているようです。
私の育った頃は、家には一台しか電話はなく
コードレスでもありませんから、
取り次いだ母には誰からかかった電話かわかってしまいますし、
いやおうなく会話がまわりに聞こえてしまいます。
娘を育てた時期もパソコンも携帯電話も
今ほど普及していなかったので、
親の目が行き届く範囲でした。
今、子育てをしている親御さんは大変だと思います。
どこまで許して、どこまで厳しくするか、
日々悩まれるのではないでしょうか。
我家流を貫いてほしいと願いつつ、
それを実行していく難しさも伝わってきます。
福井
中学受験勉強を始めると、どうしても家庭学習が夜遅くになってしまうことが起きてきます。そしてこのことが日々の生活スタイル全体にさまざまな悪影響を及ぼすことになってしまいます。そのため、まずは原因の究明とその対策が必要になります。
<原因と対策>
・勉強が後で遊びや好きなことが先になる → 嫌なことが先で、好きなことが後に
・家ではどうしてもリラックスしてしまう → 1週間の生活計画を立てる
・勉強が嫌い → 勉強をゲーム感覚で行う(クイズ形式や星取表などを利用)
・急な予定やイベントなどでなかなか毎日が落ち着かない → 1週間の生活スタイルを固定化する
・夜遅くなると勉強の効率が落ちる → 朝型に切り替え、学校から帰ってくる夕方と朝に勉強をする
・家の中が騒がしく勉強に集中できない → 家族も受験生の生活スタイルに可能な限り協力する
先日受験生のお母さんから、朝型に切り替えたところ、まったく勉強の進み方が変わったとお話をうかがいました。それまではどうしても深夜にまで及ぶような悪循環スパイラルだったため、やり残しが出たり、次の日の朝がとても眠かったりと、悪いことが重なっていたそうです。しかし、思い切り、子どもらしく夜は遅くとも23時には就寝し、朝は6時に起床するようにしたそうです。
実際に入試のことを考えても朝は9時に1教科目が始まります。そのため、その3時間前には起床していないと頭が働かないものです。早めに朝型に切り替えることは有効な手段だと思います。
『脱!悪循環スパイラル』でいきましょう!
(ラッコ横山)
年の瀬が近いせいでしょうか?子ども達が段々と落ち着かなくなってきているようです。きっと、世の中の変化が原因なのでしょう。すでに街ではクリスマスイルミネーションも始まり、なんやかんやと一年中イベント気分のようです。ずっと静かな環境を保つことさえ難しくなってきているように感じます。
先日もあるお母さんから「子どもが家でボーッとしていると、すぐに勉強しなさい!と言ってしまうのです」とご相談されました。親の心理として目の前でボーッとしているよりは勉強をしてくれているほうがきっと安心なのでしょう。しかし、いつも口うるさい親だと段々とその話題から遠ざかってしまうことがあります。わが子に何かをさせていないと安心できない親御さんが増えているようです。しかし、人間そんなにとりえがあるはずもありません。せめて一つか二つだけでも十分なのではないでしょうか。
子どもは順応性が高い半面、持続力は発展途上です。あれもこれもと盛りだくさんの毎日を過ごしているうちに、一つのことに集中する能力が低下していくことがあります。しかし勉強面では一番大切な取り組みです。子ども達がじっくりと好きなことに取り組む時間を大切にしていきたいものです。
(ラッコ横山)
緊張感と、それが解かれたときの開放感はとても素晴らしいもので、生きていくための楽しみともなるはずのものです。ですから、うまくこの緊張感を利用できればやる気のもとにもなり、その結果と合わせてとても実りの多いものになるはずです。ところが、その緊張感のせいで大きな失敗をすると、人はその緊張感のもととなるものをさけ、自分の行動を制限しがちになります。
「人前で話をしたときに、足がうまく前に出なくてへんな歩き方になってしまったり、声がふるえて考えていたことが言えずに失敗してしまった。」「大事な試験を受けたとき、指がふるえたり頭がボッーとしてしまって、何も考えられなくなり失敗してしまった。」こんな多くの声に、人が緊張する仕組みを調べる実験が行われました。そして、その結果は意外と単純なものでした。
まず、この緊張感が悪い方向に働くと、人の呼吸量が知らないうちに少しずつ少なくなってしまうのです。その結果体の中のいたる所で酸素が不足して、歩こうとしてもすぐに足が前に出なくなったり、指が思うように動かなくなってきます。心臓も体中からくる酸欠の情報を受け、多くの血液を送り出すために動きがはげしくなりドキドキしてきます。でも酸素が不足しているのでその効果がありません。やがて頭でも酸欠が起こりボッーとしてくるのだそうです。つまり、緊張が悪い方向に働くと人は息をすることを忘れてしまうのです。これでは、その後の行動の結果が良いものになるわけがありませんね。逆に、緊張感をうまく利用している人は、大きく息を吸って気合いを入れてから物事に臨みます。新しい空気をたっぷりと吸い込んで、これならきっといい結果が出せるはずですね。
ふつう人間は、1回の呼吸で肺の中の空気の約6分1を交換しています。ですから肺には古い空気がいつもたくさん残っているのです。でも、静かにしているときにはこれで充分なのです。ただし、走ったりする等の運動をするときには当然酸素が足りなくなるので、大きく、そして速く呼吸しなくてはなりません。これを見ていて思いつきました。ヨガだとか太極拳だとかには必ず呼吸法というものがあります。それを見ると、途中いろいろなポーズを取りながらするのですが、結局は深呼吸をしているのと何ら変わりがないと思えるのです。
大事な中学入試、緊張してふだんの力があまり出せなかったでは悔やみきれません。そうならないために、試験前の深呼吸をおすすめします。試験前、気がついたらすぐに、とに角5〜6回の深呼吸をすることを何回か繰り返すのです。でも、緊張しすぎて深呼吸をすることも忘れてしまったのでは何にもなりません。ですからふだんの模擬試験のときから試験前には深呼吸をするくせをつけておきましょう。
おまけの話ですが、深呼吸は緊張に効くだけではありません。ちょっとした頭痛や腹痛など、多くの体の不調にも効果があるのです。こんなに安くて即効性のある薬って他にないですよね。
(カーネル笠井)
昨日の立冬は小春日和でしたが、
一転、今日は夕刻から冷たい雨が降り出しました。
電車の中でもマフラーを巻いた人や
風邪気味なのでしょうか咳き込む人を見かけるようになりました。
冬の訪れを感じます。
そして、受験生は何か落ち着かなく、
不安感を覚えることも多くなってくると思います。
そんな時は、夏一生懸命でやり終えたテキストをみたり
何度もやり直したプリントを見直してみて下さい。
頑張ってきた時間の分だけきちんと前に進んでいるはずです。
「自信」とは自分の価値・能力を信じること。
他者と比較するものではありません。
自分自身にエールを送り、
更にもう一歩前に、
更にもう一歩前へ
足場をかためて歩んでいきましょう。
福井
中学受験が近づいてくると、親の方が段々落ち着かなくなってきます。どうしてもわが子の成績のことが気になって気になってしょうがなくなり、気がつくとわが子にプレッシャーを与えていたり、他の子と比較することになったりします。
確かに誰でも合否が心配になるわけですが、だからと言って子どもに変わって受験することはできませんから、いかに本番で実力通りまたはそれ以上の力を発揮させるか、この環境を整えることが実は私たちの務めなのです。そのためにも、わが子の特性をよく理解した上で長所をさらに伸ばす、よいところをしっかりと誉めて自信をつけさせることが大切です。そうでなくても、段々とわが子を誉められなくなってくるのが中学受験直前の親の心理だからです。
入試直前に失速する受験生の多くは、実は親の方にその原因があるものです。伸び伸びと縮こまらずに向かいましょう。中学受験だけで長い人生は決して決まりません。あくまで通過点ですから悔いの残らない受験を目指したいものです。
(ラッコ横山)
子どもらしさってどんなことでしょう。元気さ、伸びやかさ、みずみずしさなど子どもを形容する言葉があります。中でも何かにとりつかれたように熱中することが子どもらしさではないかと思います。時間を忘れ夕方まで外で遊ぶ子ども達、食事をするのも忘れ部屋の中で自分の好きなことに無心になることは、まさに子どもが本来持っているものでしょう。そしてこれは子どもの特権でもあるように思います。いつも時間に追われている大人と違って、自分のことだけ一生懸命になれることはまさに子どもならではです。この時間こそ、好きになる、集中する訓練にも通じる大切な時なのですが、残念ながら大人以上に忙しい子ども達には、この「ゆとり」の時間が段々削られているような気がします。
一見無駄に感じる子どものゆとりの時間こそ、勉強にも通じる大切な訓練の時間だと思います。無心に取り組む子どもの目は本当に輝いています。しかし、させられている場合の目には輝きがありません。
(ラッコ横山)
小学生が中学受験のときに出せる力は、ふだんの力の約70%だと言われています。つまり、家でやる過去問演習では100点満点中90点が取れていても、実際の試験だとその70%の63点しか取れないことになるのです。しかし、どの学校の合格最低点もだいたいが60点前後ですから合格はできるのです。そこで、ふだん50点しか取れていなかった生徒が120%の力を出して60点を取ると、もっと多くのミスをした成績上位の生徒と、合格・不合格のどんでん返しがおきるのです。大人の世界ではめったに起こらないようなことが、小学生の場合はかなりの確率でこれが起きるのです。しかし、そんなどんでん返しをおこして合格していった生徒には、私の知るかぎりではある共通した条件があるのです。そんな生徒の典型例を紹介します。
Aさんは試験当日の夕方、まだ合格発表が行われる前に教室を訪ねてきて、その日の報告をしてくれました。
Aさん「先生、少し前にやったことがあるのと同じ問題が国語で出たよ。だから良くわかったからきっと合格するよ。」
私「それはラッキーだね。運が良くなってきたから、きっと大丈夫だね。算数の方はどうだった。」
Aさん「まあまあできたと思う。」
と興奮しながら答えてくれました。私は内心、2〜3問多くできたかろといってふだんの力からすると、可愛そうだけれども合格はちょっと難しいかなと思っていました。その結果は、彼女の予想通りの『合格!』でした。後で思い起こしてみると、そのときの彼女はかなり興奮していました。おそらく、朝9時ごろに試験が始まり、国語の問題文を読み始めたときに『この問題はやったことがあるわ。がんばれば合格できるかも知れない。』と考えたときから、彼女の頭の中のギアが切り替わったのだと思います。トップギアでアクセルは踏み込みっ放しといった状態です。その興奮状態が何時間も過ぎた夕方になっても続いていたのです。ですから、国語の残りの問題でも、算数の試験のときもです。これならきっと、ふだんの力の120%、いやもしかすると150%くらいの力を出していたのかも知れません。
B君は試験の翌日、自分の合格を確かめてから報告に来てくれました。やはりAさんと同じような興奮状態です。1教科目に算数があり、そこで直前にやったことがある問題が2〜3問出たと言っていました。彼もこの2〜3問ができた程度ではどうにもならない学校でしたが、おそらくその後の国語、理科、社会の時間でも、人生最大の集中力で乗り切ってきたのだと思います。次の日になってもその興奮が続いていたのですから。
でもこうなるためには『その学校にどうしても入りたい。』という気持ちと、『多くの類題演習をした。』という2つの条件は欠かせません。特に、1教科目に国語があり、その国語の課題文が直前に読んだことのある内容のものが出題されたときに、このどんでん返しが一番多く起こっているようです。最近の入試における人気作品、人気作家もある程度わかっていてホットラインでも紹介されていますので、それらの作品にはぜひ触れておきたいところです。
しかし、今までがんばってきて何とか合格できそうなのにこんなどんでん返しにあって不合格になったらたまらないですね。次回はこうならないための簡単な方法を紹介します。
カーネル笠井
全国を紅葉前線が縦断しています。絶妙な自然現象が私たちを癒してくれます。黄色系・赤系のとてもまねのできない色の鮮やかさははまるで人の豊かな個性を表しているように感じます。
それにしても美しい彩です。黄色系と言えばイチョウに代表されるように、紅葉は葉に含まれているカロチノイドという色素によって起こります。葉にはクロロフィルという緑色の色素とカロチノイドという黄色の色素が含まれて、秋の初めまではカロチノイドがクロロフィルの強い緑色に隠れてしまっているため葉は緑色なのですが、秋が深まり気温が低くなると、クロロフィルの分解が始まってカロチノイドの方が目立ってくるため、次第に黄色に変化していくわけです。
また赤系でおなじみのカエデのように紅く色づく葉には、黄葉とは違った変色の仕組みが働いています。イチョウと同じようにカロチノイドも含まれていますが、紅葉はアントシアニンという色素によってもたらされます。気温が低くなると、葉の根元と枝の間に「離層」と呼ばれるコルク状の物質ができます。そのため、光合成で葉の中に作られていた糖分が枝の方に運ばれずに葉の中に留まってしまいます。すると葉の中の糖の濃度が上昇します。そこに日光が当たることによって糖とタンパク質が化学反応を起こし、アントシアニンという赤色の色素がつくられます。このアントシアニンがたくさんできることによって、鮮やかな紅に変色していくのです。
毎年国内の旅行社にはたくさんの紅葉ツアーの予約が入るそうです。しかし、決まった場所で最高の紅葉が見られるタイミングはとても難しく、なかなかどのお客様にもご満足した時期をご提供することは難しいそうです。ほとんどのツアーは紅葉のちょっと前あるいは終わりかけた頃になってしまうそうです。
中学受験もいよいよあと3ヶ月ですが、すでに夏の疲れや膨大な量の学習に疲労困憊、体調を壊す受験生も出てきているようです。せっかく頑張って勉強してきたのに、受験前に失速し受験できないとか、受験当日にベストが尽くせなかった言ったことになってはあまりにも残念な話しです。まだまだ3ヶ月、しかも、これからが冬本番、決して無理をさせず2月1日に照準を合わせ、体調と学習の管理を上手にしてあげてほしいと思います。
(ラッコ横山)
いっこうにおさまらない、日本人選手同士によるWBC世界フライ級タイトルマッチにおける反則とその謝罪に関する騒動です。たまたま試合前日の記者会見と検量の様子から見る機会があり、試合とその結果を合わせて、ある場面が思い浮かびました。それは、若い頃読み親しんだ『巨人の星』の一場面です。
青雲高校の1年生投手の星飛雄馬が、甲子園への地区予選で苦戦しながらもかけ引きに勝ち、試合にも勝利したいきさつです。0対0の同点で迎えた9回表、2アウト、ランナー無しの場面です。相手の弱点をつく巧妙なピッチングを続けてきた相手投手がバッターボックスに立ちました。そして普通は有り得ないはずの投手前へのバントをしたのです。意表をつかれましたが、星が何とかそれを処理しチェンジになりました。そして9回裏、得点圏にランナーがいる場面で今度は星に打順が回ってきました。そのときまで星はずっと相手投手があの場面でしたバントの意味を考えていましたが、まだ真意はつかみかねていました。バッターボックスに立ち、相手投手を見ると大きく肩で息をしています。そのとき、星は初めてその意味に気が付いたのです。「自分がこんなに疲れているのだから、相手投手(星)も苦しいはずだ。彼の前にバントをすればきっとその処理を誤って塁に出ることができるはずだ。」と考えたことが。そして星も同じ選択をしました。星よりも疲れていたのでしょう。相手投手はこれの処理を誤り、得点が入って星のチーム、青雲高校が勝つという場面です。
試合前日の検量の日、まず世界チャンピオンの内藤大助選手が服をぬいで検量を受けます。引き締まった体で、体重はリミットピッタリです。次は挑戦者の亀田大樹選手です。彼が上に来ていた服をぬいだとき、思わず「お〜」と声を出してしまいました。テレビ中継の中の取材記者達も同時に「お〜」という歓声を上げていました。筋肉質の上半身にではなく、おそらくそれに比べてあまりにも細く、マッチ棒のように見える腹部に対してでしょう。もう一週間は何もお腹の中に入れていないといった様子です。検量の結果は内藤選手と同じくリミットピッタリでした。このとき、チャンピオンの内藤選手はきっとこう考えていたのだと思います。“自分も苦しい減量をしてきたけれど、亀田選手はそれをはるかに上回っている。きっと体重を10kg以上は減量したんじゃないだろうか。口では強がりを言っているけれど、本当はフラフラにちがいないだろう。”
試合当日、亀田選手のお腹はもどっていました。きっと昨夜はたっぷりと食事をしたにちがいありません。しかし、たった一晩では体力がもどるはずはありません。試合前、チャンピオンはジャブの練習をしたり、ステップをしたりと必要以上に体を動かしています。はた目には「おいおいチャンピオン、そんなにイレ込んで大丈夫なの。挑戦者は全く無駄な動きはしないで体力を温存しているよ。」このときには、すでにチャンピオンによるかけ引きが始まっていたのだと思います。“自分は試合前にでもこんなに動いて平気なんだ。”と見せつけていたのです。試合もそれをそのまま物語るような内容でした。チャンピオンはヒットアンドウェーでさかんに動き回ります。挑戦者はガードを固め、打たれながらも一発のチャンスをうかがいます。しかしチャンピオンの体力には全く付いていけませんでした。後半はチャンピオンに余裕さえ見られました。ただ、右目の目尻を切って出血していたので、これ以上サミングの反則を受けてTKO負けになるのはいやだと考えたのか、つい挑戦者の後頭部をポカッとやって、先に減点をされてしまいましたが。
まだ体も伸びざかりの18才の挑戦者には、きっとこのクラスでの試合はもう無理なのでしょう。試合後のチャンピオンもそれを感じていたはずです。“もし再戦することがあったとしたら、今度はもっと楽に勝てるんじゃないか。”ということを。だてや幸運で世界チャンピオンになれるはずがありません。かけ引きにおいてもしっかりとしたしたたかさを持っているなと感じました。
中学受験でも同じようなことが言えます。難しい問題に出会ったときにどう考えるかです。「自分にとって難しいのだから、他の受験生にとっても難しいにちがいない。ここで時間を取られると失敗につながるから、この問題はとばして自分にできる問題から先に手をつけよう。」こう考えられないとなかなかその問題はとばせません。とばしたとしても何かうしろめたさのようなものが残って、その後の問題に集中できないのです。入試問題の背後には、それを作問した希望中学の先生の考えが流れています。この学校はこういうタイプの問題が好きなんだ。設問の前半は簡単で後半は難しくなっているので、解けなくても大丈夫なんだ。など、中学受験生なりのかけ引きはどうしても必要になります。『かけ引き』とか『したたかさ』と書くと何か悪いイメージになりますが、良く考えれば自然に出てくる問題対処法なのだと思います。ただ解法をつめ込むだけじゃなく、問題の背後にいる先生とのかけ引きを楽しむ気持ちで勉強をすれば、もっとあきずに続けられるはずです。指導員に相談し、しっかりとした対策を練りましょう。
(カーネル笠井)
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