暑いですね。なかなか外に出る意欲もなく家でゆっくり本を読んだり新聞に目を通したり。最近、いくつかのコラムで元プロスポーツ選手が教育の場で活躍しているというのがありました。そのうちの一人、元サッカー日本代表監督岡田さんが高校運営を始めます。岡田さんは「キャプテンシップシップとは」という問いに対して対話を通して多様な人材を同じ方向にまとめるリーダーシップだと話しています。チームには主体性が必要で一人のリーダーが引っ張て行くという時代ではないと感じました。最近、上司部下の階層をなくしたフラットなホラクラシー組織の会社も少しずつ増えてきたようです。
先日、作家池井戸潤さんのインタビュー記事に目が留まりました。就職した若い人たちに向けて「社会人は会社人にあらず」。会社に入って一生懸命に働くことはまず大事、しかしスキルを蓄えろと。会社の看板がなくなった時に自分で生きていけるスキルを身につけなさいという言葉でした。これは私たちシニアの会社人?にも響くメッセージです。まだ間に合う。
さあ、長い休みも終わり明日から社会復帰。会社に出社する人、まだテレワークが続いている人それぞれだと思います。ところで職場のどこに心理的な安全性を感じますか。人材サービス大手会社の調査では「他愛のない雑談ができる」が最も多い回答でした。最近、多くの会社がエンゲージメントを重視していますがこんなところにそれを高めるヒントがあるかもしれませんね。