四季織々〜景望綴

感動したので、家に帰ってからゆっくりと振り返られるように、布のこころの図録を買いました。

帰りのスペースワールド駅では、強風で吹き飛ばされそうになりました。

ホームの色が他のJRの駅と違います。

一針、一針に愛情が込められているのでしょう。

機械縫いでない、手作りの良さが伝わってくるんだと思います。

婚礼布団とお揃いの夜着、赤ちゃんの産着、七五三着物、野良着、晴れ着・・・どれみても、一針一針の愛情が伝わってきました。

そして、着物自体にこころがあるように感じました。

やはりそうなんですよねぇ･･･。


使い捨てのいまの時代。

着るものもすべて買えてしまう状態。

着て当然でもそこには愛情はないですよね。

手間暇かけるから情がわくのであって、

それが残っていくんですよね。


いまの時代の庶民の布で残るものはないですね。

今の時代の布を裂いて「裂き織」をするのもいいかもしれません。


うたたがバッグを作っていたように・・・裂き織では洋服も作れます。

すぐには無理ですが・・・。

ああ・・行きたいですー！！

布、好きです。

パッチワーク用に切り刻んでしまう布とはまた違う、本来の布の大切さをしっかり鑑賞できそうですね。


でもまだクリムトも行けてない私です^^;

古布見本がたくさんあって、触れることができました。

ぜひお早めにどうぞ。


まだ時間があると思っていたら、すぐに会期が終了してしまうので、思い立って行ってきました。

大切に受け継がれてきた布への思いが伝わってきます。

日本の伝統、母のこころに触れて、反省をした時間でした。