マチュリアン・リポート
Sep
25
『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』『中原の虹』から続く壮大な物語
『マチュリアン・リポート』浅田次郎著・講談社
内容説明
爆殺――その朝、英雄の夢が潰えた。
剛胆にして繊細。優しくて非情。
流民の子から馬族の長にのしあがり、
ついには中国全土をも手に入れかけた稀代の英雄・張作霖の、壮絶なる最期。
昭和3年6月4日未明。張作霖を乗せた列車が日本の関東軍によって爆破された。
一国の事実上の元首を独断で暗殺する暴挙に、昭和天皇は激怒し、
誰よりも強く「真実」を知りたいと願った――。
「事件の真相を報告せよ」。昭和天皇の密使が綴る満洲報告書。
そこに何が書かれ、何が書かれなかったか。
いま解き明かされる「昭和史の闇」。
息を呑む展開、衝撃の「真相」、限りなく深い感動、――傑作長篇小説の誕生!
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息を呑む展開、衝撃の「真相」、限りなく深い感動・・・とまでは行きません。
歴史的背景は頭が痛くなりますが、物語としてはとても楽しめました。
25年の眠りから覚めた『龍鳳号=ドラゴン・フェニックス号』(爆破された列車)と
棟梁(技術者)の語りは、とても興味深く楽しめました。
そして、最後に登場した春児と占い婆。
龍玉の行方は次への繋がりに・・・まだ続きそうです。
Posted at 2010-09-25 04:05
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Posted at 2010-09-25 06:54
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Posted at 2010-09-26 03:05
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