日本の小説を読んでいたら面白い文章が見つかりました。
『年を取れば、誰だって退化する。鈍くなる。緩くなる。くどくなる。愚痴になる。淋しがる。同情を引きたがる。ケチなる。どうせ「すぐ死ぬんだから」となる。そのくせ、「好奇心が強く生涯現役だ」と言いたがる。身なりに構わなくなる。なのに「若い」と言われたがる。孫自慢に、病気自慢に、元気自慢。これが世の爺サン、婆サンの現実…』
とこの小説は始まる。
読んでいて、何か自分のことを言われているのかとドキッとしてしまいました。皆さんは如何でしょうか?他人には厳しく、自分には案外緩めの採点をしていることがよくあるそうですよ。
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