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絵日記綺譚

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CD発売間近!鈴村健一&神谷浩史が番組主題歌『緊急発信!ラジレンジャーRX』

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CD発売間近!鈴村健一&神谷浩史が番組主題歌『緊急発信!ラジレンジャーRX』を語る!







大の特撮ファンで知られる人気声優、鈴村健一と神谷浩史が、毎週金曜24:30から文化放送でお贈りする、特撮の特撮による特撮のためのラジオ番組「東映公認・鈴村健一と神谷浩史の仮面ラジレンジャー」。番組開始から1年がすぎ、ついに、待望の番組オリジナル主題歌が誕生。


特撮ヒーローファンの鈴村・神谷のために集まった面々が、実にすごい。作曲は、『マジンガーZ』や『秘密戦隊ゴレンジャー』をはじめ、数々のアニメ・特撮ソングを手がけた伝説の巨匠・渡辺宙明さん。作詞は、平成の『仮面ライダー』シリーズのドラマチックな世界観を巧みに表現して、熱烈なファンの多い藤林聖子さん。アレンジは、『ディケイド』『W(ダブル)』『フォーゼ』など、平成『仮面ライダー』シリーズのBGMを多数提供してきた鳴瀬シュウヘイさん。ギター演奏に、大の仮面ライダーファンで知られる野村義男さん。

鈴村・神谷と共にボーカルを担当するのは、1000曲を越える持ち歌を歌いこなす「アニメソングの帝王」アニキこと水木一郎さん。そして、番組では「ラジレンジャーピンク」としてアシスタントを務めるKAMEN RIDER GIRLSがコーラスを担当します。ユニット名は、番組内コーナーから採られた「特撮戦隊ラジレンジャーRX」!

それでは、2年目を迎えてますます絶好調な鈴村、神谷のお2人に、番組にかける意気込みや主題歌に対する熱き思いなどを語っていただきましょう。

――まず、番組開始から現在までの1年間をふりかえって、ご感想などをいただけますでしょうか。

鈴村:子どものときから「特撮」作品が大好きで、まだ幼くて「特撮」という言葉を知らなかったころ、アニメに対する「実写」と呼んでたんですけど、友達がアニメを好きだって言うのに対して、「実写」が好きだ好きだと言っていたんです(笑)。そのまま、今も変わらずこの年齢まで来てしまい、しかも、特撮好きだという思いを電波に乗せて全世界にばらまいているという……。そんな番組を続けさせていただけるなんて、関係各位に本当に感謝しています。1年も続いたということは、どこかで番組を聴いてくださる方がいるわけで、リスナーの皆様に感謝しています。感謝といえば、神谷くんが番組で助けてくれているからこそ、僕が自由にやれるので、本当に神谷くんには感謝しています。

神谷:僕も子どものころから特撮ヒーローを好きで観ていて、正義の心を養った部分があるので、この番組をやることで、ヒーローに対する恩返しができたんじゃないかな、と思います。今なお、特撮番組にテレビで触れることがあったり、時にはお仕事をさせていただくことがありますけれども、そういう特撮番組を作っている現場のナマの声を、見たり聞いたりすることって稀(まれ)なんです。この番組だと、特撮番組に関わるいろいろな方がゲストに来てくださって、現場の声を届けてくださいますよね。これによって、番組への愛情が深まったり、自分が仕事で関わるときに「もっと、ちゃんとしよう」と思ったりとか(笑)、ファン目線でも嬉しいことがあるし、仕事目線でも気持ちを新たにすることがありますので、まさに一石二鳥とはこのことだな、と思いながら過ごした1年でした。さっき健一くんが、「僕を助けてくれて」と言ってくれましたけれど、そもそも健一くんの「特撮知識」あってこその番組だということは大前提と思っています。僕が知らないことを彼は知っていて、もちろん僕の知っていることにも詳しい。そのへんのバランスをとりながらやっていこうと考えて、この1年やってきましたね。僕も、健一くんには感謝しています。

――ついに番組のテーマソング「緊急発信!ラジレンジャー」のCDが11月20日より発売されますが、これについて今のお気持ちをお願いします!

鈴村:特撮番組を紹介する番組ですから、よく特撮ソングもかけさせていただいているんですけど、頭の片隅で、いつか自分たちの特撮ソングを作りたいなあ、というのは、僕も神谷くんも、番組スタッフのみんなも思っていたと思います。そんなところに、何やら作れそうな雰囲気が……。たくさんの著名な方が集まってくださいました。作詞の藤林さん、ボーカルの水木一郎さん、作曲には渡辺宙明さん、ギターは野村義男さん。今考えうる特撮ソング界最高の布陣で作ることができたというのは、僕にとってステキなご褒美だと思っています。楽しくレコーディングできました。なんといっても、あの大好きな「宙明節」に自分の声を乗せることができるなんて、とマイクの前で嬉々としていましたね。

神谷:僕の思いは健一くんが全部言ってくれた感じですけど、本当にすごい方々が集まって、ヤバイくらい素晴らしい歌になったと思います。宙明先生がいまだに現役でいらして、新しい曲を作ってくださったのもすごいですし、ヒーローソングの王道を行く水木一郎さんがボーカル、そして仮面ライダーシリーズの挿入歌も歌っている(KAMEN RIDER)GIRLSのみなさんがコーラスでしょう。いわばみんな特撮ヒーローソングの現役選手であって、そこに声を乗せる僕たち2人のほうが部外者なんですよね(笑)。ですから「ラジレンジャー」として、特撮ソング界にこの名前を刻んでいただけるというのは、もう感謝の気持ちしかないですね。僕と鈴村健一の夢……というか特撮ファンの夢をカタチにしたようなCDです。感謝の心を持ちつつ、すごく楽しみながら作りましたので、みなさんにも楽しんでいただけたら嬉しいです。

――お2人がとてもお好きだという、渡辺宙明さん作曲の特撮ソングについて、特にこの一曲! を挙げるとすればどれでしょうか?

神谷:僕は「ハロー!シャイダー!」(『宇宙刑事シャイダー』エンディングテーマ)が好きですね。メロディもいいですが、あの歌詞もいいんです。「面白いことが大好きで、悪いことは許せない。君と同じさ、辛いことはたちまち忘れるぜ」っていう。山川啓介さんの素晴らしい詞がストレートな曲調によってすごく伝わってくる。聴くたびに「僕もこういう人でありたい」と思えてくるんです。

鈴村:一曲に絞れないですね(笑)。「ゴーゴー・キカイダー」(『人造人間キカイダー』オープニングテーマ)なんていいなあ。ワクワク感に加えて、哀愁もあるし。でも『宇宙刑事ギャバン』かな~(笑)。あっ、あれだ。「すすめザイダベック」(『アクマイザー3』エンディングテーマ)もいいな。イントロ部でピーッ! ピーッ! ってホイッスルが使われてるんですよ。こちらの予想を上回るというか、ビックリしましたね。今でもすごく好きな歌です。

――カップリング曲に『仮面ライダー剣(ブレイド)』の後期主題歌「ELEMENTS」が選ばれているのもファンにとって興味深いところですが、この曲をカバーしようと決まったのにはどういういきさつがあったのですか。

鈴村:カップリングは何にしようか、と聞かれてフッと頭にわいたのが「ELEMENTS」だったんです。やっぱカッコいいし、歌いたいよね、という、完全にカラオケで「次、何歌おうか」的なテンションでバシッと決まったんです。いざ歌う段階になり、アレンジなどできてきて、聴いていくと「やはり名曲だなあ」と思いましたし、レコーディングしたときの爽快感というのは本当に気持ちのいいもので、汗をダラダラかきながら収録しました。その甲斐あってか、自分で言うのも何ですけれど“好きな人が歌ってるなあ”という感じの歌になっていると思います(笑)。元の楽曲が素晴らしいので、あれを音楽的に越えるということではなく、「思い」の強さや、好きだという「情熱」の面で越えなければいけないと思っていたんですが、そういう意味では、おもいっきり熱量を込めることができたような気がします。

神谷:きっかけは、健一くんがなんとなく言った「ELEMENTSは?」という言葉でしたね。そこで僕のiPodに入っている「ELEMENTS」を再生し、スタッフみんなで聴いたんです。そうすると、スタジオにいるみんながその瞬間一体となったんです。東映の武部(直美)プロデューサーも「うん、ELEMENTSいいんじゃないですか~!? ドキドキ!」なんて言ってくださって。まあ、「ドキドキ!」とは言ってないですけど(笑)。で、こんな簡単に決まっていいのかな、と思うくらい簡単に決まりました。収録は健一くんのほうが先に終わっていて、僕は彼の歌を聴いた後に収録したんですが、そのとき「本当に好きな人が歌ったんだな」という感じがめちゃくちゃ出ていて、こりゃすごくいいなと思いましたね。そこで『仮面ライダー剣』を観返したりしてテンション高めて、そのままスタジオに行って1時間くらいかけてレコーディングしました。終わったら汗びっしょりでしたね。そうやって気合を入れてレコーディングに臨みました。

――「緊急発信!ラジレンジャー」にはCD版と共に、「CD+DVD」のスペシャルバージョンも発売されるんですね。ミュージッククリップが収録されているとのことですが、どんな内容なのでしょう。

鈴村:オール・グリーンバックでの撮影になりまして、一言でいうと「ツナギを着たコント」です(笑)。

神谷:僕らというものを映像で捉えたときに、見たことのないものに仕上がっていると思います。「何やってんだこいつら」という(笑)。

鈴村:僕は大好きです。非常にバカバカしい映像です。サビの部分でいろいろポーズが入るんですが、ここは好きにやっていいと監督から言われましたので、好き放題なポーズをとっています。過去のライダーの変身ポーズにオマージュをささげてね(笑)。どんなポーズかは、ぜひDVDで確かめてほしいですね。

――お2人にとって、特撮ソングに必要なものは何ですか?

神谷:特にこれじゃなきゃダメだという思いはないですが、こういう時に特撮ソングを聴くな、っていうときがあります。ここはがんばろう、という時には、スーパー戦隊の主題歌を聴くことがあったりします。「聴いて元気になる」「人を前向きな気持ちにさせる」そういった要素がある特撮ソングに惹かれます。

鈴村:日本に生まれた以上、特撮ソングに触れずに生きていくのは不可能だと思います。僕の場合もそうですが、子どものころに聴いた特撮ソングを大人になってから聴き返すたびに、初めて聴いたときの子どものころの思い出も一緒に甦ってきます。特撮ソングから教えてもらった正義とか、勇気とか、カッコいい大人になりたいなという思いなんかも。聴けば「初心に帰れる」っていうのが、特撮ソングのすばらしいところだと思います。

――8月に実施されました「仮面ラジレンジャー」の公開収録が、東映ビデオよりDVDとして発売されることになりました。これについてのご感想なども聞かせてください。

鈴村:このラジオ、本当に好き放題喋っているんですよ。そんなわけで、本当にリスナーの人たちがついてきてくれているのか、と思っていたところに、すごくたくさんのファンの人たちに迎えられて、情熱的なイベントになりましたね。ゲストの方もすごくて、戦隊レッドのアクションをされている押川善文さんや、東映の偉い人(プロデューサー)・白倉伸一郎さんが来られてね。この番組をやっていないとお会いしてお話をすることすらできないような方たちですから、このラジオをやってよかったと思いました。特に白倉さんは「そんなことまで話していいんですか?」ってことを、人前でバンバン話してくれたので、最高に素敵な思い出になりました。

神谷:面白かったなあ。『(超光戦士)シャンゼリオン』にまつわるお話とかね(笑)。

鈴村:裏の裏までのお話が出ましたよね。それがDVDになるなんて(笑)! 個人的には豪華アーティストの方々が参加された「ライブパート」が楽しくて、神谷くんとステージ裏ののぞき穴から観てて、一緒に歌っていたんですよ。そして、収録後のサプライズで、僕の大好きなヒーロー・人造人間キカイダーが来てくれてね。もう、キカイダーとめっちゃ握手したよ(笑)! 実は、イベントが終わって楽屋に帰ってからもキカイダーにベッタリでした。みなさん、ぜひ買って観てほしいです。

神谷:本当、楽しかったの一言に尽きます。特撮番組に関わる方々って、とてもいい人ばかりなんですよね。ラジオのゲストに来てくださった方もそうですが、多くのスタッフさん、イベントに関わっている方たちみんなが、どれだけ特撮を愛しているかをひしひしと感じながら、ステージに立たせていただきました。その「特撮が好き」という空気は、画面を通してもファンの人に伝わると思いますので、その愛情を持って作っている部分を好意的に観てもらえればと思います!

――では最後に、ファンのみなさんに向けた一言メッセージをお願いします。

鈴村:「仮面ラジレンジャー」を1年間やってきたご褒美のようなCD「緊急発信!ラジレンジャー」ができました。このご褒美、ファンのみなさんと共有していきたいです。手前味噌ですが、とてもいい歌ができたと思います。「特撮」らしいとは何なのか、そのエッセンスがこの一曲にすべて詰め込まれています。ラジオを1年やってきたたくさんの思いも、藤林さんが拾ってくれたおかげで歌詞にも反映されています。GIRLSのみんなとも一緒に歌うことができました。僕らにとっても宝物ですけど、みなさんにとっても宝物になってほしいと思っています。どうぞ聴いてください!

神谷:子どものころに見た特撮番組、ヒーローから得た教訓なんてのはいっぱいあって、そういうものに突き動かされて、今ここにいるんだと思っています。半分趣味、半分仕事みたいな感じで、相変わらず今後もラジオでしゃべらせていただきますけれど、ディープな特撮ファンの方も、つい最近特撮ヒーローを見始めた方も、この番組を聴いてくださったら、より特撮のことを好きになってもらえると思いながら、一生懸命マイクの前でしゃべっておりますので、引き続き番組を楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!

【CD概要】

2013年11月20日発売
主題歌CD「緊急発信!ラジレンジャーRX」
うた:鈴村健一・神谷浩史・KAMEN RIDER GIRLS featuring 水木一郎
CD+DVD:通常価格:1,890(税込)
CD:通常価格:1,260(税込)

収録内容
CD
M1/緊急発信!ラジレンジャー
M2/ELEMENTS radiranger Ver.
(鈴村健一・神谷浩史が歌い、コーラスにKAMEN RIDER GIRLSが参加!
名曲、仮面ライダーブレイドの主題歌「ELEMENTS」のカバー)
M3/緊急発信!ラジレンジャー Instrumental
M4/ELEMENTS radiranger Ver. Instrumental

【DVD概要】

作品タイトル:「東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー公開収録夏祭り2013」
発売日2014年(平成26年)1月10日
品番:DFZS07431
販売価格:3,800円(税込3,990円)
収録時間:本編映像120分(予定)
色別:COLOR
DISC仕様:片面2層1枚
音声:ステレオ
画角:16:9
映像特典:あり(内容未定)
販売:東映株式会社・東映ビデオ株式会社
発売:株式会社文化放送・東映株式会社

出演者:鈴村健一、神谷浩史、仮面ライダーGIRLS、高取ヒデアキ、鎌田章吾、白倉伸一郎、JAE押川善文

【ラジオ番組概要】

●タイトル:東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー
●出演者:鈴村健一、神谷浩史【アシスタント】仮面ライダーGIRLS
●放送エリア:文化放送 ※関東ローカル(一都六県)、ラジオ福島
●放送時間:毎週金曜日24時30分~25時00分(30分)
毎週日曜日24時00分~24時30分(30分)
●お便り投稿先:toei@joqr.net
●応募フォーム http://www.kameradi.toeiad.co.jp/contact/index.html
●お便りの宛先
〒105-8002文化放送「東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー」

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>>『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー』公式サイト

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