日曜洋画劇場「相棒シリーズ X DAY」
Dec
22
2013年12月22日(日) よる 9:00 ~ よる 11:10 放送
相棒シリーズ X DAY
早くもテレビ初放送!
異色の2人が日本の闇に挑む!!
東京明和銀行本店システム部勤務の中山(戸次重幸)の遺体が発見された。そばには燃え残った数十枚の一万円の札束が落ちており、ビルの屋上には何者かと争った跡がある。どうやら何者かに突き落とされた可能性が高い。それにしてもなぜ札束が燃やされているのか?伊丹(川原和久)らが首をかしげていると、サイバー犯罪対策課の岩月(田中圭)が現れた。
数日前、謎のデータがネット上にバラまかれ、削除されるという事件が発生した。そのデータの発信元が中山のPCであることを突き止めたサイバー犯罪対策課は、不正アクセス容疑で中山をマークしていたという。それなら、と伊丹は中山の自宅捜査に岩月を誘うが、殺人事件の捜査は捜査一課の担当だから、とにべもない。それでも刑事か!怒りを露にする伊丹に、なぜ怒られるのかわからない岩月。三浦(大谷亮介)や芹沢(山中崇史)に誘われるまま、岩月は嫌々捜査に同行。中山の自宅からPCを押収していく。
一方、総理補佐官となっていた雛子(木村佳乃)は、財務省族議員の戸張(別所哲也)からサイバーテロから日本を守る新たな法律の制定をもちかけられていた。財務省族議員の戸張の思惑とは?不審を抱いた雛子は警察庁長官官房付きの神戸(及川光博)に話を持ちかけ、あるデータを手渡す。神戸はそのデータの分析を休暇中でロンドンにいる右京(水谷豊)に依頼するのだが…。
中山の上司だった朽木(田口トモロヲ)によると、中山がバラまいていた謎のデータは単なるマニュアルの一部だという。伊丹は同じデータを朽木に提出させるが、岩月に分析させると謎のデータと食い違っていることがわかった。なぜ朽木はデータを隠そうとするのか。謎のデータには何が隠されているのか?
やがて伊丹と岩月は巨大な権力に捜査を阻まれ、岩月はデータに隠された恐ろしい真実を知ることになる。警察の様々な部署を巻き込み巨大化していく銀行員殺害事件。国家をも巻き込んだ驚愕の真実とは?そして、犯人は?
■監督
橋本 一
■脚本
櫻井武晴
■撮影
笹村 彰
■美術
近藤成之
■編集
只野信也
■音響効果
大野義彦
■音楽
池 頼広
■音楽プロデューサー
津島玄一
■照明
泉田 聖
■出演
岩月 彬 … 田中 圭
伊丹憲一 … 川原和久
麻生美奈 … 国仲涼子
戸張弘成 … 別所哲也
神林直樹 … 深水元基
中山雄吾 … 戸次重幸
小田切亜紀 … 関めぐみ
九条弘毅 … 矢島健一
朽木貞義 … 田口トモロヲ
月本幸子 … 鈴木杏樹
三浦信輔 … 大谷亮介
芹沢慶二 … 山中崇史
角田六郎 … 山西 惇
米沢 守 … 六角精児
大木長十郎 … 志水正義
小松真琴 … 久保田龍吉
内村完爾 … 片桐竜次
中園照生 … 小野 了
陣川公平 … 原田龍二
大河内春樹 … 神保悟志
金子文郎 … 宇津井健
片山雛子 … 木村佳乃
神戸 尊 … 及川光博
杉下右京 … 水谷 豊
田中圭
1984年7月10日、東京都出身。中学3年で雑誌のオーディションに応募。入賞を逃すが、芸能プロダクションにスカウトされ、2000年にCMに出演。芸能界デビュー。数々のCM出演をこなしながら2002年ドラマ「おみやさん 京都鴨川東署迷宮課」(テレビ朝日)に出演。映画『自殺サークル』(2002年)の端役でスクリーンデビュー。
2003年ドラマ「ウォーターボーイズ」(フジテレビ)でメインキャストではないが注目を集める。
その後は俳優としてドラマ「ほんとにあった怖い話」(2004年=フジテレビ)、「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年=TBS)などの話題作に出演。映画も『いま、会いにゆきます』(2004年)、『容疑者 室井慎次』(2005年)、堤幸彦監督の『包帯クラブ』(2007年)などに出演し、若手実力派俳優としての地位を築く。
映画、ドラマなどのほか、バラエティ番組でも活躍するようになり、2007年から「どうぶつ奇想天外!」にレギュラー出演。ドキュメンタリー番組のナレーションなども。
2008年公開『凍える鏡』(2007年)で映画初主演。幼いころに母親から受けた虐待が原因で心に深い傷を抱えた青年役を好演。翌2009年にはドラマ「子育てプレイ」(TBS)、「ホームレス中学生2」(フジテレビ)で主演。「ホームレス…」では原作者でもある田村慎一役を好演する。
最近では『相棒シリーズ X DAY』(2013年)、『図書館戦争』(2013年)、『サンゴレンジャー』(2013年)などの映画のほか、「ドクターX~外科医・大門美知子~」(テレビ朝日=2012年)、「第二楽章」(NHK=2013年)などのドラマと、数多くの作品に出演。
2014年1月スタートのNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に石田光成役で出演することが決まっている。
川原和久
1961年12月26日、福岡県出身。日本大学芸術学部演劇学科卒。日大在学中の1982年、「劇団ショーマ」を旗揚げし、同劇団の看板俳優となる。その傍ら「演劇集団キャラメルボックス」、「劇団☆新感線」などの舞台にも参加。舞台俳優として活躍する。
1988年、8話よりなる幻想オムニバス『不可思議物語 FANTASTIC COLLECTION』の大友克洋原作『猫はよく朝方帰ってくる』でスクリーンデビュー。三上博史、室井滋らと共演する。
1990年、オリジナルビデオアニメ『BE-BOP HIGHSCHOOL ビー・パップ・ハイスクール』に声優として出演。オリジナルビデオ作品に出演しながら、ドラマ「代表取締役刑事」(1990年=テレビ朝日)でテレビ出演。その後も「世にも奇妙な物語」(1991年=フジテレビ)、「土曜ワイド劇場」(テレビ朝日)、「白線流し」(1996年=フジテレビ)、「はみだし刑事情熱系」(1998年=テレビ朝日)など、ドラマの世界へと活躍の場を広げていく。
声優としても「頭文字[イニシャル]D」シリーズなどに出演。俳優、声優としての地位を確立する。
2000年、「土曜ワイド劇場」で放送された「相棒」に捜査一課・伊丹憲一役で出演。以来、「相棒」シリーズでは一貫して伊丹役として出演。寺脇康文扮する亀山薫のライバルとして「特命係の亀山ぁ~」というセリフで人気を博す。
「相棒」シリーズで人気を確立した後も「演劇集団キャラメルボックス」の舞台「容疑者Xの献身」などの演劇にも参加。「仮面ライダーディケイド」(2009年=テレビ朝日)、「メイド刑事」(2009年=テレビ朝日)などのドラマに出演する。
映画は『泣きたいときのクスリ』(2009年)、『犬のおまわりさん てのひらワンコ3D』(2011年)など。
CMでは「アウディジャパン」のナレーションで、その渋いノドを披露している。
私生活では2012年6月、9代目松本幸四郎の長女で女優の松本紀保と結婚。
最近では映画『相棒シリーズ X DAY』(2013年)のほか、「半沢直樹」(2013年=TBS)、「相棒 season12」(テレビ朝日)、来年4月公開の『相棒-劇場版III-』(2014年)に出演している。
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