今年 12 月 5 日に、OBON ソサエティから京都市にお住まいの遺族に返還されたばかりの、天川清三郎(あまかわ せいざぶろう)さん(滋賀県生まれのプロ野球選手。フィリピンで戦死)の寄せ書き日の丸を展示致します。
第36回企画展示「戦時下の滋賀県民とスポーツ」のお知らせ」
太平洋戦争が始まると、日本の伝統的な武道は奨励されましたが、スポーツの全国大会などに対する規制は強まりました。また、運動場は、食糧増産のため畑に代わってゆきました。
今回の展示では、滋賀県民とスポーツの関わりについて、関係者の体験談や関連資料で紹介します。この展示をとおして、私たちがスポーツを楽しむことができる平和の大切さについて思いを深めていただき、令和 7 年(2025 年)に滋賀県で開催される国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会を、多くの方が応援していただくきっかけになればと思います。
概要
会 期 令和 7 年 1 月 8 日(水)~6 月 22 日(日)
開館時間 午前 9 時 30 分~午後 5 時(入館は、午後 4 時 30 分まで)
入場料 無料
休館日 月曜日、火曜日(ただし、祝日にあたる場合は開館)
駐車場 約 50 台(無料)
展示の見どころ
戦時中に学校の授業で手りゅう弾投げや薙刀(なぎなた)の練習をした方など 20 名以上の滋賀県民の体験談を紹介します。
特攻隊員として亡くなられた滋賀師範学校サッカー部出身の方たちの遺品など多くの実物資料を展示します。
今年 12 月 5 日に、アメリカの OBON ソサエティから京都市にお住まいの遺族に返還されたばかりの、天川清三郎(あまかわ せいざぶろう)さん(滋賀県生まれのプロ野球選手。フィリピンで戦死)の寄せ書き日の丸をお借りして初公開します。